最近では、おしゃれのためだけでなく、身だしなみの一環としても浸透してきているジェルネイルやネイルケア。
セルフネイルでする人も増えていますが、初めてはネイルサロンに行くのが失敗なし◎です。
しかし、ジェルネイルやネイルケアをする場合、ネイルサロンに通う頻度が分からないとご心配中の方はいらっしゃいませんか。
今回は、ネイルサロンに通う頻度をメニュー別に解説していきます!
ネイルサロンに通う頻度の平均はどれくらい?
冒頭で触れた通り、最近は、セルフネイルでジェルネイルやネイルケアを楽しむ方も増えていますが、初めての方はネイルサロンに行くのが安心です。
では、ネイルサロンは一体どのくらいの頻度で通えばいいのでしょうか。
ネイリストをしている筆者も実際に「次は、いつ頃きたらいいですか?」とネイル初心者のお客様に質問を頂くことがあります。
ネイルサロンに通う頻度については、メニューによって異なるため、それぞれ解説していきます!
ジェルネイルの付け替えなら3〜4週間ごと
1.ハンドジェルネイルの場合
ハンドのジェルネイルを施した場合、その付け替え周期は「3~4週間ごと」が理想です。
爪は1か月で約2~4ミリ伸びるといわれています。
理想の付け替え周期(3~4週間)より短すぎるとオフする度に自爪に負担がかかりすぎてしまい、反対に長過ぎるとネイルが浮いてきたり、伸びすぎて爪が折れたり・・などのトラブルの原因になってしまいます。
そのため、ハンドのジェルネイルをした場合、次回は3~4週間目に付け替え予約をとりましょう。
しかし、ネイルサロンは直前の予約が取りにくいことが多いため、余裕をもって予約をとることをおすすめします♪
ネイルケアは10日~2週間ごと
2.ハンドネイルケアの場合
ネイルサロンでは、ジェルネイルのみならず、爪の形や長さ・甘皮を整えるネイルケアのメニューを受けることもできます。
ネイルケアの場合、理想的な来店周期は、「10日~2週間」と言われています。
ネイルケアは、指先を自然な美しさで保つためのものであり、ジェルをかぶせたりはしないため、爪や甘皮が伸びてくる10日から2週間での周期でケアをするのが理想的です。
フットジェルネイルは1ヶ月半~2ヶ月ごと
3.フットジェルネイルの場合
フットのジェルネイルの理想的な付け替え周期は「1か月半~2ヶ月」です。
フットネイルは、ハンドネイルよりも伸びが目立ちにくく、ネイルの持ちも比較的長いため、1か月半~2ヶ月での付け替えが理想的です。
稀に夏にフットネイルをつけて、自然と剥がれるまで・・と冬になってもつけたままにしている人がいますが、これはNGです。
フットネイルは、ハンドネイルよりも不具合に気付きにくいため、知らないうちにネイルが浮いていてグリーンネイルになっていたなんてこともあるため、秋冬になってフットのジェルネイルが不要になった場合は、必ずオフをしましょう。
フットケアは2~4週間ごと
4.フットネイルケアの場合
フットのネイルケアもハンド同様に、爪の形や長さ・甘皮のケアを行います。
また、ネイルサロンによっては、足裏の角質ケアも可能(別料金の場合あり)。
この場合の理想的な来店周期は、「2~4週間」です。
角質ケアをした場合は、高頻度だと皮膚に負担が大きいため、4週間ほどは期間をあけましょう。
早めにネイルサロンに行ったほうがいい例
上記で理想的な付け替え、来店周期を説明しましたが、以下に該当する場合は、それ以前でも早めにネイルサロンに行きましょう!
付けて1週間以内に取れた場合
1.施術後1週間以内に取れた場合
ジェルネイルを施術後、1週間以内に浮いたり剥がれたり・・などトラブルが起きた場合は、すぐにネイルサロンに連絡してお直しをしてもらいましょう。
一般的なネイルサロンは、施術後一週間以内の保証を設けているケースが多いため、無料でお直ししてくれる場合もあります。
保証がなかったり、保証外だった場合でも大体のネイルサロンでは、1本単位でのお直し(リペア)のメニューを設けているため、施術後すぐや付け替え周期より前のトラブルの際は、お直しをしてもらうことをおすすめします。
ジェルネイルが浮いてきた場合
2.ジェルネイルが浮いてきた場合
浮きや剥がれなどを放置すると、浮いたところに緑膿菌が増殖しグリーンネイルになってしまったり、爪に負荷がかかり折れてしまうなどの危険性があるため、要注意です。
付け替え周期よりも早く、ジェルネイルが浮いていると感じた場合も上記同様に早めにネイルサロンでお直しをするか、ネイリストと相談して付け替えをしましょう。
ジェルネイルや自爪に亀裂が入った場合
3.亀裂が入った場合
ジェルネイルや自爪に亀裂が入った場合も、できる限り早めにネイルサロンに行きましょう。
亀裂を放置するとそこからジェルネイルが外れてしまったり、自爪が折れてしまう可能性があります。また、亀裂部分が引っかかり、日常生活に支障が出ることも多々。
一般的なネイルサロンには、きちんと亀裂のためのリペアメニューがあるため、修復と補強をしてもらいましょう。
ネイルサロンに定期的に通う良さ
これまでの解説から、「ネイルサロンは一度行ったら定期的に通わないといけない」というイメージを持った方もいらっしゃるかと思います。
定期的に通うことが苦手な方にとってそれは、やや腰が重い印象になるかもしれませんが、ネイルサロンに定期的に通うことで得られるメリットをお伝えします!
キレイなネイルを保てる
1.キレイなネイルを保てる
これまでお伝えしてきた通り、
付け替え(来店)周期が短い・・自爪に負担がかかる可能性がある
付け替え(来店)周期が長い・・グリーンネイルや亀裂などの危険性がある
ことから、理想の来店周期で定期的にネイルサロンに通うことで「常にキレイなネイルを保てる」というメリットがあります。
爪のトラブルを防げる
2.爪のトラブルを防げる
上記で説明した通り、理想の来店周期を無視することで爪にトラブルが発生する場合があります。
定期的にネイルサロンに通うことで、ネイルの浮きやグリーンネイル、亀裂を防ぐことができるとともに、もし爪に異常が発生している場合、早期に発見と対処ができるなどのメリットもあります。
ネイルサロン代を節約したい時はセルフがおすすめ
ネイルサロンへは、定期的に通うことが理想であるという点をお伝えしましたが、とはいえ、昨今の物価高騰や忙しくて時間がない・・など様々な理由から、ネイルサロンに通うことができないという方もいらっしゃいますよね。
そんなときは、思い切ってセルフネイルをしましょう!
自宅で簡単にできるセルフネイルをご紹介します♪
甘皮ケア・保湿ケアを行う
1.甘皮ケア・保湿ケアなどのネイルケア
ジェルネイルはしなくていいが、指先をキレイに保ちたいという方には、「ネイルケア」がおすすめです。
セルフでネイルケアをする場合、以下の3つがポイントです。
- ファイリング・・・エメリーボードで爪の長さと形の調節
- 甘皮ケア・・・キューティクルリムーバー(またはお湯)で柔らかくした甘皮をセラミックプッシャーなどを使用して、ゆっくりと押し上げていく
- 保湿ケア・・・キューティクルオイルやハンドクリームで手指をしっかりと保湿する
ネイルケアは比較的簡単で、最近では、100円ショップにもネイルケア用品が充実しています。
セルフでマニキュアを塗る
2.マニキュアを塗る
爪にカラーをのせたいけど、ジェルネイルはハードルが高い方などは、「マニキュア」を塗るのもおすすめ!
マニキュアであれば、ジェルネイルほど工程が要らず、手軽に塗れて好きな時にサッとオフができます。
ネイルケア用品同様、最近は100円ショップのマニキュアもカラーや種類が豊富です。中には、ぷっくり仕上がりになるトップコートやツヤツヤに仕上がるトップコートなどもあります。
マニキュアを塗る場合でもファイリングや甘皮ケアを事前に行うと、よりキレイな仕上がりになり、セルフネイルでも満足度UP間違いなしです。
セルフジェルネイルを始める
3.ジェルネイルをする
マニキュアでは物足りない方や手先が器用な方は、思い切って「ジェルネイル」に挑戦するのもアリです◎
必要な道具
- ケア用品(ファイリング・甘皮ケアの道具)
- アルコール(油分除去のため)
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
- ネイル硬化用ライト
工程
- 下準備をする(ファイリング・甘皮ケア・爪表面のサンディング(削る))
- 爪表面の油分除去をする(アルコール)
- ベースジェルの塗布・硬化
- カラージェルの塗布・硬化
- トップジェルの塗布・硬化
- 未硬化ジェルの拭き取り(アルコール)
セルフでジェルネイルをする場合は、下準備のネイルケアをしっかりと行いましょう。
ネイルケアや油分除去が不十分だとネイルの持ちに影響します。
ジェルネイル用品も100円ショップを始め、ネット通販などでプチプラメーカーも多くあるため、ネイルサロンに行くよりも安く始めることができます♪
まずは、ワンカラーから挑戦してみるのがおすすめです!
まとめ:ネイルサロンには定期的に行こう
今回は、ネイルサロンに定期的に通うことのメリットや理想の来店周期について解説しました。
簡単にまとめます。
1.ネイルサロンに通う頻度の目安
- ハンドジェルネイル:3~4週間
- ハンドネイルケア:10日~2週間
- フットジェルネイル:1か月半~2ヶ月
- フットネイルケア:2~4週間
※ただし、浮きや亀裂などトラブルが生じた場合は、早めにネイルサロンへ行く。
2.ネイルサロンに定期的に通うメリット
・キレイなネイルを保つことができる
・爪のトラブルを防ぐことができる
ネイルサロンは、一度通うと通い続けなければならない印象があるかと思いますが、これについては正解でもあり、不正解でもあります。
特にジェルネイルは、自分で簡単にオフをすることができないため、ずっとつけたまま放置することは危険です。
通い続けられないと判断した場合は、オフのみで来店し、オフをすることが望ましいでしょう。
とはいえ、ネイルサロンへ行く目的は皆様共通して「爪をキレイにしたいから」だと思います。
ネイル代を節約するために剥がれるまで放置すると、結果的に爪がボロボロになってしまう可能性もあります。
爪をキレイな状態で保ち続けるためには、美容室と同様、定期的にネイルサロンへ通うことが大切です。
セルフネイルで楽しむこともアリですが、プロのネイリストにキレイに施術を施してもらいたい方は、理想の来店周期を守って定期的に通ってみてくださいね♪
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