爪が割れてしまうと見た目が良くないだけではなく、衣類に引っかかったり痛みを感じたりして苦痛ですよね。なんとかして改善したいけれど、どのように対処すれば良いか分からずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
「爪が割れてしまい、病院に行きたいけれど何科を受診すれば良いの?」
「そもそも爪が割れる原因は何?」
このような疑問を抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は爪が割れた時に受診する病院や、爪が割れやすくなる原因を解説していきます!
爪が割れた!病院は何科?
まずは、爪が割れてしまった時に受診する病院について解説していきます。
形成外科・皮膚科に行こう
爪が割れた時は、形成外科もしくは皮膚科を受診しましょう。
爪の割れ方や症状にもよりますが、まずはご自身で簡単な応急処置を行うことが大切です。
爪が割れた部分に砂や泥などの汚れが付着している場合は、衛生面を考慮して水で軽く洗い流します。
その後はガーゼや包帯などで爪を保護して病院に行き、ドクターに症状を診てもらいましょう。
症状に合わない塗り薬を使用してしまうと悪化するおそれがあるので、自己判断で市販薬などは使用しないことをおすすめします。
病気の可能性もあるので診察してもらおう
病気が原因で爪が割れる可能性もあります。そのため、爪が割れてしまったら病院で診察するようにしましょう。
爪が割れてしまう病気には、以下のようなものがあります。
爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)
爪の先端部分が割れて、根元に向かって縦に薄い線が現れるのが特徴。
爪白癬(つめはくせん)
爪が白く濁ったり変形したり、脆くなって崩れたりするのが特徴。
白癬菌(水虫菌)に感染して起こる症状のため、爪水虫と呼ばれることもある
爪甲剥離症
爪と爪先のお肉が離れて浮き上がることが特徴。
このように何らかの病気である可能性も否めないため、爪が割れてしまったら病院で診察することをおすすめします。
爪が割れやすくなる原因と対処法
ここからは、爪が割れやすくなる原因とその対処法について解説していきます。
普段から爪が割れやすくて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
爪が乾燥している
乾燥は爪が割れてしまう大きな原因のひとつです。
乾燥で爪が割れる原因
水仕事などの家事や度重なるネイルの付け替えは、爪の乾燥を引き起こす大きな原因です。
素手で洗剤を扱ったり、ネイルリムーバーなどを頻繁に使用したりすると、爪はどんどん潤いを失ってしまいます。
爪の主成分であるケラチンは、乾燥にとても弱い成分です。
そのため、爪は水分が不足したままの状態が続くと割れやすくなってしまいます。
爪の乾燥の対処法
日頃からネイルオイルとクリームで指先を保湿してあげることで、乾燥を防ぐことができます。
保湿ケアが習慣になると徐々に爪が潤った状態になるため、乾燥で爪が割れることも少なくなるでしょう。
また、洗い物やお掃除などの水仕事では、必ずゴム手袋を着用することも大切です。
食器洗剤や掃除用の洗剤は、爪だけではなく手全体の潤いを奪ってしまうので素手で触れないように気をつけましょう。
爪へ負荷がかかりすぎている
日常生活の中で、何らかの負荷がかかった場合にも爪が割れやすくなります。
負荷がかかって爪が割れる原因
日々の家事やPCのキーボード操作、爪先で無理やりラベルやシールを剥がすなどといった行為は爪の負担になります。
足の爪の場合は、サイズが合わない靴を履くことで負荷がかかってしまうこともあるでしょう。
これらの負荷に耐えられなくなった時に、爪が割れてしまいます。
爪にかかる負荷の対処法
家事や仕事などで指先をよく使う方は、できれば短めに爪を整えておくことをおすすめします。
同じ動作を行っていても、短めの爪の場合は負荷がかかりにくいです。
また、できる限り爪先を酷使しないように気を付けることも大切なポイントだといえるでしょう。
爪の切り方・ネイルケアが良くない
爪の切り方やネイルケアのやり方によっては、爪が割れやすくなってしまう可能性があるので注意が必要です。
切り方・ネイルケアで爪が割れる原因
爪切りでパチンとカットしたり、ネイルケアの際に往復でファイリングしたりすると、爪の層が剥がれて2枚爪や割れ・欠けの原因になります。
間違った爪の切り方・ネイルケアの対処法
爪を短くする時は、爪切りではなくエメリーボードを使用することが基本です。
その際も、決して往復がけをせず一定方向にエメリーボードを動かすようにしましょう。
まとめ
生活をしていると、ちょっとした動作で爪が割れてしまうことがありますよね。様々な原因によって、爪がダメージを受けていれば尚更でしょう。
不注意で爪をぶつけて割れてしまうこともありますが、本記事でお話したように爪の病気になっている可能性もあります。
そのため、気になる症状がある場合は、迷わず形成外科か皮膚科を受診しましょう。
おしゃれなアートを楽しむこともネイルの醍醐味ですが、自爪そのものの健康を守ってあげることも大切です。
これからも正しいネイルケアや保湿を徹底して、健やかな自爪を育てていきましょう!
爪が折れてしまったときの対処方法はこちらを参考にしてください♪