ある日、お店でかわいい指輪を見つけて試着したら、自分の指に指毛が生えていた!?
そんな恥ずかしい経験がある女子は多いのではないでしょうか?
ネイルをしたりハンドクリームを塗ったりと爪先までケアを欠かさない人でも、何故かうっかり忘れがちなのが指毛の存在です。
そんな指毛を処理しようと思うきっかけが色々とあります。
例えば、指毛はパッと見ただけではわからないような細さや毛量の場合が多く、普段は本人も見落としています。
そして手に注目が集まるふとした瞬間、恐ろしいことに指毛は毛穴と共にそこにいる皆の目に留まります。
もう気になって気になって・・・心ここにあらず。
帰ったら絶対に処理しよう!と誓うパターン。
恥ずかしいですがこのように自分で気が付ければ良い方です。
意外と多いのが、デートの時や好きな異性に「指毛生えているね」と指摘されるパターン。
これは相手に悪気がなくても女子としては最悪です。
指摘されるまで気が付いていない場合が多い分、ショックも大きいです。
しかしこのパターンは本当に良く耳にします。
このように、もう指毛で恥ずかしい思いをしないように処理したいですよね!
そこで今回は、指毛は正しく処理をしないと毛穴がポツポツと目立ってくるため、指毛の正しい処理の方法と毛穴を残さないためのケア方法をご紹介していきます。
指毛のイメージは?
指先まできれいな人は素敵ですよね。よくある異性の好きなパーツランキングでも、手や指は男女問わず常に上位で人気があります。
女性は男性のゴツゴツとした大きな手や長い指に男性らしさを感じ、男性は女性の華奢な手や細く繊細な指に女性らしさを感じるため、好きな人が多いです。
つまり、手や指にそれぞれの異性が男性らしさや女性らしさを感じているということです。
元々女性はネイルをしたり、かわいい指輪をしたりと指先のオシャレを楽しむことが好きです。
しかし男性は、指にファッション的な要素よりも女性らしさを感じ取っています。どんなにかわいいネイルをしても、品良く振舞っていても、もしその指に毛が生えていたらどうでしょうか。
その女性のイメージは途端に男性的でワイルドな印象になってしまいます。
女性同士であれば笑って済みますが、男性に一度ワイルドな印象を与えると、そのイメージはなかなか変えることはできません。
たかが指毛ですが、女性の手に指毛があるということが男性にとっては、かなりのインパクトになります。せっかくのオシャレを、指毛で台無しにしたくないですよね。
ちなみに、ネイルサロンに来店されるお客様でも、指毛が生えっぱなしで特に処理されていないという女性が意外にも多いです。
せっかくネイルサロンに来ているので、そんな時は上手にお客様にお伝えし、サッと軽く処理します。
このように手に毛の生えている人は、気が付いていないか、そもそも指や手の甲の毛を処理するという意識がなかったという人が多いのです。
指先まで意識を向けている人でも油断しがちな、指や手の甲に生える毛ですが、厄介なことに他人からは非常に目立つ存在です。
そして不思議と指や手の甲に毛が生えているだけで、たとえ元から全身ツルツルだとしても「毛深い人」という印象になります。
不本意なイメージを避けるためにも、指や手の甲の毛は意識して処理することをおすすめします。
指毛の毛穴がぶつぶつで目立つ原因は?
手元は意外と他人から見られている箇所であり、自分の視界にも入りやすいパーツです。
すらっと長くきれいな指や、乾燥していない手元は、その人の美しさを際立たせます。
また、ジェルネイルやマニキュア、ネイルチップなどで手元を華やかにしたり、リングやブレスレットなどのアクセサリーをつけたりするのも楽しいですよね。
そんな注目されやすい指や手元は、残念ながら様々な刺激や衝撃に晒され、荒れやすい部位でもあります。
また指や手の甲の毛穴は目立ちやすく、せっかくネイルをしていても、指毛の毛穴のぶつぶつが見えて恥ずかしい思いをすることも・・・。そもそも、指や手の甲の毛穴がぶつぶつになるのは、以下のような原因があります。
抜くなどNGなムダ毛の処理をしている
毛の流れに逆らってカミソリを使っていたり、毛抜きで思いきり引っ張ったりすると、ダメージを与えてしまい、毛穴が開いてぶつぶつになります。
手指がひどく乾燥している
指や手は作業をしていたり、手洗い・消毒を繰り返すと、乾燥が進んでしまいます。毛穴は乾燥によって広がり、目立ちやすくなるのです。
その他にも紫外線によるダメージで、毛穴が開いてしまうこともあります。
指毛の処理の種類や方法は?
それでは、指毛をきれいに正しく処理する方法をご紹介していきます。
指の毛穴をなくす方法を知って、美しい手指を目指しましょう!
処理の種類
- 毛抜きで抜く
- カミソリや電気シェーバーで剃る
- 脱毛ワックスを使う
- 脱毛クリームで溶かす
- 脱毛サロンに行く
それぞれの処理の仕方とメリット・デメリット
・毛抜き
お風呂上りなどの毛穴が開いた状態で使用すると、毛がスッと抜け痛みも少なくなります。
毛の一本一本を毛根から抜く事ができるので、しばらくきれいな状態が続きます。
やりすぎると毛穴に負担がかかり、毛穴が開き黒いポツポツの原因になります。
また毛抜きはムダ毛を抜くときの痛みが強く、1本ずつ処理しなくてはならないので、痛みに弱い人や、サッとムダ毛処理をしたい人には向いていない方法です。
・カミソリや電気シェーバー
ムダ毛を処理するのに一番手軽で簡単な方法ですね。
シェービングジェルやボディクリームを塗ってから、毛の流れに沿って使いましょう。
電気シェーバーは乾いた肌でも気が付いた時にサッと毛を剃ることができるので便利です。
剃る行為は表面の伸びている毛を削いでいるだけなので、すぐに毛が伸びてきます。
また肌に刃が当たるため、肌にも負担がかかります。
伸びてきた毛がチクチクとして気になる・・・といった悩みもカミソリや電気シェーバーならよくあるケースです。
とはいえ、簡単でどの年代の方でも取り入れやすい方法です。
・脱毛ワックス
あたためた脱毛ワックスを塗り、その上からテープを貼って、乾いたところで一気に剝がします。
毛根からいっぺんに全ての毛を抜くことができるため手間が省かれ、きれいな状態も続きます。
慣れないと一気に剝がしきれず痛みを伴います。
毛抜きの広範囲バージョンですが、ワックスによって古い角質も一緒に剥がされるので、ごわごわだったお肌がつるんとキレイになった!と実感する方も多いようです。
しかし、ある程度ムダ毛に長さがないと、ワックスが毛を巻き取れないので、毛が短くなっている時は行えない脱毛方法です。
日本ではあまり浸透していないワックス脱毛ですが、欧米ではブラジリアンワックスという名称で、主にVIOラインのムダ毛処理をするために、多くの人が利用しています。
・脱毛クリーム
指や腕などの毛を溶かすクリームです。
表面の毛を溶かしていくので、毛根や非常に短いムダ毛は処理できません。
使う前に、まずはパッチテストをしましょう!
問題なければ指に脱毛クリームを塗り、毛が溶けるのに必要な指定の時間まで、そのまま放置します。
そして洗い流せば毛は無くなっていて、ツルツルになっています。
これだけなので簡単ではありますが、毛を溶かす成分は肌への刺激も強いので、敏感肌の方にはおすすめしません。また独特の強い臭いがあります。
・脱毛サロン
一口に脱毛サロンといっても、美容エステ脱毛と医療脱毛では内容も異なります。
美容エステ脱毛は主に光脱毛が行われており、強い光を毛根に当てて毛が生える力を抑える方法です。
医療脱毛と比較すると安価で、お店の数も多いので通いやすいのが特徴です。
一方医療脱毛は、ムダ毛の細胞に強力なレーザーを当てる方法です。
光脱毛よりもパワーのあるレーザーを使うので、ムダ毛の生える力がなくなり、永久的な脱毛が期待できます。
エステ脱毛も医療脱毛も、何度も通う必要があり費用もかかります。
しかし肌に負担もなく、だんだんと毛が薄くなってきたり、カミソリや毛抜きで自己処理をする回数が少なくなります。
どれもメリット・デメリットがありますが、肌や毛穴を炎症させないために最後は必ず手を清潔に洗い、ハンドクリームで保湿して下さい。
指の毛穴のケア・対策を紹介
指の毛穴が目立つ理由がわかっていただけたかと思います。ここからは毛穴のぶつぶつが目立ってしまう原因を把握し、これ以上広がらないように、以下のようなケア・対策をしていきましょう。
ムダ毛処理の毛穴対策<
ムダ毛処理は基本的に肌へのダメージが大きい行為です。
まずはバイ菌などが入らないように、指や手をきれいに洗ってから行いましょう。
カミソリによるダメージが原因であれば、肌に優しい電気シェーバーを使ったり、毛の流れに沿ってカミソリの刃をすべらせたりするようにしてください。
また毛抜きを使う場合は、毛を根元から掴んで、弱い力でスッと引き抜きましょう。
毛抜きの後は、保冷剤などで冷やして毛穴を引き締めるのがおすすめです。
そしてムダ毛処理のあとは必ずボディクリームやボディ乳液で保湿してくださいね。
ちなみにムダ毛処理の肌のダメージを軽減するなら、医療脱毛などを受けて、処理の回数を減らすのもおすすめです。
乾燥の毛穴対策
紙や布を使った作業は、皮膚の油分が徐々に紙や布に奪われてしまいます。
油分がないまま過ごすとより乾燥が激しくなり、カサカサ肌になるだけでなく、毛穴も広がってしまいます。
また手洗いやアルコール消毒も、皮膚の潤い成分を減らす原因になります。
これらの原因による乾燥と、毛穴のぶつぶつを防ぐには、こまめな保湿がとても大切です。
まず手洗いや消毒をしたあとは、すぐにハンドクリームを塗りましょう。
また乾燥が気になったときに塗るクセもつけることで、よりカサカサ肌を防ぐことができます。
そして夜のスキンケア時に、清潔な手や指に化粧水を塗ってから、ハンドクリームをつけるのもおすすめです。
継続して保湿することで、毛穴はだんだんと目立たなくなります。
実際に筆者は手洗い後にハンドクリームとオイルを塗るという生活を2年以上続けたところ、明らかに毛穴が目立たなくなり、乾燥も気にならなくなりました。
保湿による改善は、継続すること最も重要です。
ブツブツ毛穴も無くしたい!
毛のポツポツがすでにある場合、すぐになくすことは残念ながらできません。しかし放っておけば毛穴はどんどんと目立ってくるので、ケアは必要です。
肌全てに言えることですが、とにかく毛穴のケアには保湿を怠らないようにしましょう。お肌が乾燥すると毛穴が開いて黒ずんでしまったり、くすみが強くなったりと様々な肌トラブルが懸念されます。
人の体において、手は常に酷使されているパーツです。お仕事や家事など日常的な動作はもちろん、手洗いや消毒によって、本来の肌よりもさらに乾燥が激しくなります。
そして屋外や窓から降り注ぐ紫外線によるダメージも受けやすいです。その結果、指や手の毛穴は開きやすく、黒いポツポツが目立ってしまうのです。
すぐに毛穴をなくす!とはいきませんが、続けていくうちに毛穴がだんだんと目立たなくなる方法があります。
それは化粧水とハンドクリームの併用による保湿ケアです。
やり方は簡単で、ハンドクリームを塗る前の手に、化粧水をたっぷりと塗って、水分を与えます。
化粧水が手に馴染んだら、ハンドクリームを手全体塗って、水分が逃げないようにしっかり蓋をしましょう。これだけでOKです。
化粧水は、ビタミンC誘導体やビタミンEが含まれたものがおすすめです。
高い毛穴ケア効果や整肌効果が期待できます。また、アルブチンやトラネキサム酸といった成分は、美白ケア用化粧水に含まれていることが多く、手元のくすみが気になる方にぴったりです。
もちろん、日常的に使っている化粧水でも、お得用のプチプラな化粧水を使うのもOKです。
どんな成分の入った化粧水を使うかよりも、地道にコツコツと続けたり、使う頻度の方が重要なのです。
化粧水をボトルから取り出すのが面倒・・・という方は、スプレー容器に詰め替えたり、細かいミストが出る化粧水を使ってみてはいかがでしょうか。
シュッと吹きかけて肌に馴染ませるだけで、手軽に潤い補給ができるようになります。
化粧水とハンドクリームの併用を続けることで、指や手の黒いポツポツも次第に目立たなくなっていきますよ。
ネイルをしたまま脱毛できる?
シェーバーを使ったり、カミソリを使ったりした毛の処理の方法をご紹介しましたが、中には脱毛サロンに通っている、もしくは脱毛に通いたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そして、脱毛はネイルをしたままでもできるのか、気になる方もいるはずです。
結論からいうと、ネイルをしたままでも脱毛することは可能です。
なので、今現在ネイルをしている人はオフをせず、安心して脱毛を受けに行ってくださいね。
ただし、注意点があります。
それは脱毛した後にジェルネイルをすることです。
サロンで光脱毛やレーザー脱毛をした後にジェルネイルをすることはやめておきましょう。
脱毛してから1週間程度開けてからやるのがおすすめです。
ジェルネイルの成分に脱毛後にやってはいけないものが含まれているというわけではありません。
なぜかというと、ジェルネイルをするときに使う硬化用ライトの光が、脱毛後のデリケートな肌に当たると痛みを出すような可能性が考えられるからです。
これまで脱毛した日にジェルネイルの付け替えを予約していたという方もいるかもしれませんが、今後はできるだけ時間を開けてからにしたほうが良いでしょう。
ジェルネイル以外のライトを使用しない施術であれば問題ありませんので、マニキュアはOKですよ!
光脱毛やレーザー脱毛をした後の肌はデリケートなのでしっかり冷やしたり保湿したりしていたわってあげましょう。
まとめ
指の毛はだれでも生えます。毛も毛穴もない美しい手の人を見かけたら、その人はしっかりとケアをしているということです。
指毛の濃さは人それぞれですが、濃くても薄くても関係なく、やはりケアをしなければ毛は目立ちます。
うっかり恥ずかしい思いをしないように、つい忘れがちな指毛のケアも意識してしっかりとやっていきましょう!
他にも手の毛穴の黒ずみ対策について知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪
https://www.nailjoshi.com/21514/