物価の高騰に伴い、ネイルサロンのメニュー価格も上がってきている近頃。ネイルは毎月のこともあり、最近では、コスパよくセルフネイルでジェルネイルを楽しむ人も増えています。
その反面で「セルフネイルに興味はあるけど、セルフでのジェルネイルはなかなか難しそう・・」と不安な人もいるのではないでしょうか。
今回は、セルフネイル初心者でも簡単にできる、ジェルネイルのやり方やおすすめデザインなどをネイリストの筆者が解説していきます♪
ジェルネイルの付け替えは何週間ごと?
冒頭でも触れましたが、ジェルネイルのネイル持ちは、マニキュアよりも長いため、どのくらいの頻度(何週間おきに)で付け替えをしたらいいか迷うところ。
私の経営しているネイルサロンのお客様の中には、稀に「剥がれた時に付け替える」という方もいらっしゃいますが、剥がれるのを待ってから付け替えるというのは実はNG行為です!
ジェルネイルには、理想的な付け替え周期があります。
ベストは3週間!
ジェルネイルの理想的な付け替え周期は、ずばり「3週間」と言われています。
一般的に健康的な爪は、1か月(4週間)で3~4ミリ伸びると言われており、3週間から4週間経つと自爪が伸びてきて、根元の白い部分が目立ってきます。また、それに合わせて長い爪に慣れてない方は、折れてしまったり・・といった不具合も出始めます。
ジェルネイルは、不具合が出る前に付け替えるのがベストであり、尚且つ爪に負担の少ない付け替え周期に当てはまるのが、この「3週間」です。
浮いていなければ4週間OK!
前述でジェルネイルの付け替えベストは、3週間とお伝えしましたが、ジェルネイルが浮いたり、爪が折れたり欠けたりなどの問題がなければ、4週間でもOK!
重要なのは、自爪に負担をかけない程度で、ジェルネイルや爪に不具合が生じる前に付け替えることです◎その理想時期は、3~4週間であることを覚えておくといいですね♪
フットネイルの付け替えは?
ハンドジェルの場合は、上記の3~4週間が理想的な付け替え周期ですが、フットネイルの場合はどうでしょう。特にこれから暑くなり、サンダルの時期になってくるため、需要が増えるフットネイル。
その理想的な付け替え周期をお伝えします♪
フットは6週間~2ヶ月持つ
フットネイルの場合、ハンドネイルとは異なり、6週間~2か月は持つことが多いです。
フットネイルは、ハンドネイルよりも自爪の伸びも目立ちにくいため、こちらも同様に不具合が生じていなければ、ハンドネイルよりも長めの付け替え周期でもOK◎
ただし、足の爪が伸びすぎた状態でスニーカーやパンプスなどを履くと痛くなることもあるため、フットネイルの付け替え周期は、6週間(1か月半)をおすすめします!
夏の終わりのつけっぱなしはNG!オフしよう
フットネイルは特に素足を出す機会の多い、夏に人気です。
そのため、夏の時期に楽しんだフットネイルを夏が終わった後もそのままつけっぱなしにしている方が、稀にいますが、これはNG行為です!
フットネイルは、ハンドネイルよりも浮いていることに気付きにくく、知らず知らずのうちにグリーンネイルになっていた・・なんてことも。
素足を出さない季節に入り、フットネイルが不要な場合は、きちんとオフをするようにしましょう。
よくある質問
ジェルネイルをする上で、実際に私がお客様からよく聞かれる質問をいくつかご紹介します。
ジェルネイルが浮いている場合はどうする?
もし、付け替え前にジェルネイルが浮いてしまった場合は、
- 浮いている箇所のみお直しをする
- 付け替え周期が近ければ、付け替えてしまう
上記のどちらかの対応が必要です。
ジェルネイルが浮いている状態を放置してしまうと、隙間から生活用水などが入り湿気がたまることで緑膿菌という常在菌が増殖してグリーンネイルになってしまう場合があります。
また、中途半端に浮いた状態にしておくとそこから剥がれてしまい、自爪が折れたりすることも。
浮いてしまう原因は?
一般的にジェルネイルが浮いてしまう主な原因は、
- 指先の乾燥
- 仕事などでの指先の酷使
- サウナや岩盤浴など湿気の多い環境下にいる機会が多い
- 爪先の扱い方
- 爪表面の油分が多い
- ジェルネイルがはみ出している
- サンディング(ネイルケア)不足
- ジェルとの相性が悪い
- 自爪が薄く(弱く)なっている
と言われています。
ジェルネイルはある程度強度があるとはいえ、雑に扱ったり、指先を使う機会の多い人ほど浮きやすくはなります。
また、指先が乾燥していたり、自爪が薄くなっていたり弱い方なども浮きやすいと言われています。
乾燥とは反対に爪表面の油分が多く、ジェルを塗布するときに弾いてしまいがちな場合も、浮きの原因になるため、塗布する際はケアの段階で、しっかりと自爪表面のサンディングと油分の除去をすることが大切です!
2週間で付け替えるのはOK?
ジェルネイルを2週間で付け替えるのは、お爪の健康を考えるとあまりおすすめできません。
前述した通り、ジェルネイルの理想的な付け替え周期は3週間と言われています。
ジェルネイルの施術から2週間経つと、爪は大体1.5ミリ程伸びるため、根元部分の自爪が伸びてくる頃ではありますが、ジェルネイルの施術は爪に対する負担がゼロな訳ではないため、健康的にネイルを楽しみたいのであれば、付け替え周期は守りましょう。
尚、イベント事や突発的な浮きが発生した場合は、これに限らないため、ネイリストに相談すると良いでしょう◎
ジェルネイルの適切な付け替え頻度は3週間ごと!
今回は、ジェルネイルの理想的な付け替え周期について解説いたしました。
簡単にまとめます。
ハンドジェルネイルの理想的な付け替え周期
- 3週間がベスト
- 不具合がなければ4週間でもOK
- 過度な付け替えは、自爪に負担をかけるためNG(2週間頻度など)
また、付け替え周期前に不具合が生じた場合は、爪の状態や付け替えまでの日数で付け替えるか、お直しをするか決めると良い。(ネイリストに相談するのがベター)
フットジェルネイルの理想的な付け替え周期
- 6週間がベスト
- 不具合がなければ2か月でもOK
ネイリストをしていると「オフ代を節約するため、剥がれてから付け替える」や「剥がれてないからずっと付けている」という方が稀にいますが、長く付け続けることで自爪の負担も増えてしまうこともあります。例えば、剥がれてから付け替える→剥がれたタイミングで爪が深く折れてしまった、など。
せっかく綺麗に見せるためにつけるジェルネイルなので、理想的な付け替え周期と自宅でもできるネイルケア(保湿等)を意識して、これからもネイルを健康的に長く楽しんで下さいね♪
他にもジェルネイルの付け替えについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪
https://www.nailjoshi.com/39061/