セルフネイルを楽しんでいるけれど、自分でできるアートには限界があると感じたことはありませんか?
ネイルアート自体は市販のストーンやシールなどでもできますが、「もっと凝ったアートをしてみたい!」と思うこともあると思います。
そんな時は、ご自身でネイルシールを作ってみてはいかがでしょうか。
“ネイルシールが作れる”という話は聞いたことがあるけれど、やり方までは分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、オリジナルのネイルシールを作るメリットや必要な道具、作り方の工程などを解説していきます!
セルフでネイルシールを作る5つの方法
ネイルシールの作り方には、いくつかのパターンがあります。
自宅にある最低限の道具で作れるものもあり、気軽にトライすることができますよ。
ここでは、パターンごとの特徴を解説していきます。
転写シートを使う
転写シート、パソコン、プリンターを使って、ネイルシールを作る方法があります。
オリジナルネイルを作るための転写シートは、100均やネットショップなどで購入可能です。
パソコンで専用HPにアクセスすれば、無料テンプレートで簡単にオリジナルのデザインが作れる転写シートもありますよ。
お気に入りの写真を、気軽にネイルシールにできるのが魅力です。
クッキングシートを使う
クッキングシートと、マニキュアorジェルを使ってネイルシールを作ることもできます。
こちらのパターンは、クッキングシートの上にマニキュアかジェルを塗り、直接デザインを描き、乾いたら(硬化したら)剥がして爪に乗せるという手順です。
自分でデザインを描く必要がありますが、自宅にある材料で気軽にできるのが良い点です。
クリアファイルを使う
クリアファイルにジェルやアクリル絵の具を塗って作成する方法もあります。
イラストが得意な方はそのまま描いてもOKですが、絵が上手く書けない方は「好きな模様をトレースする方法」がおすすめ!
クリアファイルの下にお手本の模様を置き、クリアジェルや透明のマニキュアを塗り固めます。
そのあとアクリル絵の具やカラージェルでお手本をトレースし、乾かす、またはライトで硬化させ、ファイルから剥がすと完成です。
花やリボンなど、バランスが難しいデザインも、この方法なら誰でも簡単に作ることができますよ。
両面テープを使う
雑誌の切り抜きや、好きな写真などをコピー紙にプリントして、ネイルシールを作るというやり方もあります。
この方法は、推しの写真や好きなキャラクターのネイルも、楽々できるのが嬉しいです。
デザインがプリントされたコピー紙の他に、両面テープとお水があれば、手軽に作れるのも魅力的。
業者にオーダーする
「自分でネイルシールを作る自信がない…」という不器用さんは、プロの業者さんにオーダーすることも可能です!
オーダーのネイルシールは、自作よりも高画質で綺麗に仕上がることがメリット。
繊細な絵柄やラインなどもハッキリと描かれるので、より完成度の高いものを求めている方にもおすすめです。
簡単!転写シートを使ったネイルシールの作り方
ネイル用の転写シートを使ったネイルシールの作り方を分かりやすくまとめてみました。
転写シートは百均のセリアなどでも売っているので、探してみてくださいね。
必要なもの
- スマホ、またはパソコン
- 好きなイラストデータ
- 転写シート
- 背景透過アプリ
- 加工アプリ(アイビスペイントがおすすめ)
- プリンター
パソコンやスマホを使ってデータを作っていくのですが、初心者はスマホの方が使いやすいのでスマホで行ってくださいね。
イラストは好きなものを複数用意しましょう。
転写シートはお好きなものを購入してOKですが、小さめのタイプの方が使い勝手が良いので、大きくてもはがきサイズくらいにしておきましょう。
ネイルシール用なので透明タイプがおすすめです。
アプリ関係は使いやすいものを選んでください。
作り方
シールを作る際に使うアプリは、無料で使いやすいアイビスペイントの内容で解説していきます。
- 好きなイラストを用意(背景透過アプリで背景を透明にしておく)
- アイビスペイントを開き、転写シートと同じサイズを選択
- 用紙テンプレートの中から「グリッド」を選択(1マス1㎝にしたいので、はがきサイズなら15に調整)
→転写シートのサイズによって変わるので、サイズをきちんと確認しましょう - グリットのレイヤーを一番下にする
- レイヤー追加→カメラマークをタップ→好きなイラスト追加(イラストのサイズは爪の大きさによって微調整)
- ⑤の内容を繰り返す
- シートがいっぱいになったら画像を反転
- グリッドレイヤーを消す
- 画像を透過で保存する
- プリンターで印刷
グリッド以外のレイヤーは統合してもOKです。
⑦ですが、そのまま印刷すると爪に乗せた時反対になるので、必ず反転させましょう。
画像をギリギリまで配置すると見切れる可能性があるため、余裕を持たせた配置にする、一回り小さくするなどの対策をとってください。
難しく感じるかもしれませんが、慣れれば簡単にできるので、アプリを触りながら覚えてくださいね!
自作ネイルシールの貼り方
せっかく自作したネイルシール。
やっぱり綺麗に貼りたいですよね!
貼り方と綺麗に貼るコツを解説していきます。
必要なもの
- 自作の転写シート
- ネイル用シザー
- ツイザー
- お水
- コットン、またはティッシュ
ネイル用のシザーがない場合は、眉毛バサミなど小さめで小回りの利くもので代用してください。
ツイザーは毛抜きやピンセットでOKですが、先端が細くなっているものが使いやすいです。
お水は小さめの容器に入れて、コットンやティッシュを浸しながら作業するとやりやすくなります。
やり方
- 転写シートのイラストを爪の大きさに合わせてカット
- ベースデザインを仕上げておく
→マニキュアの場合はしっかり乾かす、ジェルネイルの場合はノンワイプトップで硬化させる - 転写シートを爪の上に乗せる(イラストを爪側にする)
- 水を含ませたコットン(またはティッシュ)で転写シートを濡らす
- 転写シートからイラストが剥がれてきたら、ツイザーでやさしくシートとイラストを引き離す
- イラストを爪のカーブに添わせ、爪にフィットさせる
- 余分な水分を乾いたコットンやティッシュで吸い取る
- トップコート、トップジェルでコーティングする
転写シートは余白が少ないようにカットしましょう。
④と⑤ですが、水を含ませすぎたり、一気に剥がすと破れるリスクもあるため、少しずつ水をつけていき、やさしく引き離すようにしてください。
イラストを爪ギリギリまで貼ると浮きの原因になります。
トップでのコーティングでしっかり覆えるよう、爪にも余白を持たせて貼りつけるよう意識してくださいね。
まとめ
ネイルシールは、セルフネイラーさんでアートが苦手な方にとって画期的なアイテムです。
好みのシールがない場合は、転写シートでオリジナルのネイルシールを自作するのがおすすめ!
推しのメンバーだったり痛ネイルなど、転写シートで手作りすれば、世界で一つだけの高クオリティのネイルデザインが完成します。
コツさえつかめば簡単にできるので、是非挑戦してみてくださいね!