長年ジェルネイルやマニキュアでセルフネイルをしていると、デザインやカラーになんだか飽きてワンパターンに・・・
そこでネイル用ストーンパーツを取り入れることで、マンネリ化してきたシンプルなワンカラーネイルもガラッと雰囲気を変えることができます!
手書きアートやトレンドネイルとは違い、ストーンアートは難しい技術は必要ありません!
ただし付け方やコーティングに注意しないと、すぐに取れてしまいます。
この記事では、ネイル用ストーンの付け方をジェルネイルとマニキュアそれぞれご紹介します!
さらに、ネイル用ストーンの種類もいくつかご紹介しますね♪
ストーンを使ってネイルアートを楽しもう
ネイルのストーンアートは、ベースとなるネイルに乗せるだけでOK!
そのため誰でも気軽に取り入れることができるアートです♪
でもストーンアートをする時に気をつけなくてはならないポイントがあります。それが「コーティング」です。
ストーンはただ乗せただけではすぐに取れてしまうので、取れないようにコーティングする必要があります。
しかし、コーティングを分厚くしてストーンを完全に埋め込んでしまうと、せっかくの美しいカッティングがぼやけてしまったり、キラキラが半減してしまうことも。
では薄くコーティングすればいいのかというと、今度はコーティングが剥げやすくなり、ストーンがポロッと取れたり、削れてしまうこともあるのです。
そこで取れずに、ストーンのキラキラはそのままにコーティングするやり方をご紹介します!
【ジェルネイルver】ストーンの付け方
用意するもの
- ベースジェル
- クリアジェル(アイシングジェルやビジュージェル)
- カラージェル
- トップジェル
- ネイル用ストーン
- ピンセットorウッドスティック
- 平筆やオーバル筆などのジェル筆
- アート用ジェル筆
- ジェルネイル用ライト
ワンカラーネイルにストーンの付け方
ジェルネイルを塗る前のネイルケア(プレパレーション)を終えてからスタートしましょう!
- ベースジェルを塗ってライトで硬化します。
- カラージェル二度塗りで仕上げます。
- ストーンを乗せたい箇所にクリアジェルを伸ばします。
広範囲の場合は平筆で薄く広げ、狭い範囲や1箇所だけの場合はアート用ジェル筆でストーンを置く場所だけに塗りましょう。
ジェルの量が多いとストーンが流れて動いてしまうので注意! - ジェルを塗った場所にストーンを置きます。
ピンセットでつまんだり、ウッドスティックにクリアジェルを少しつけた物を使って置きましょう。
指でつまんでしまうと指紋が付くだけでなく、指の油分がストーンやジェルについてジェルが剥がれやすくなります。 - 置いた場所から流れて動いていないことを確認してから、そっとライトで硬化します。
これで仮止めは終わりです。 - 仮止めしたストーンをコーティングします。
クリアジェルをアート筆に取り、まずはストーンの周り囲むようにクルッと塗布しましょう。
すべてのストーンが囲み終わったら、クリアジェルを平筆などに取り、ストーンの表面に薄く塗ります。
分厚く塗るとクリアジェルの中にストーンが埋まってしまい、キラキラがなくなってしまうので注意!
コーティングが終わったらライトで硬化しましょう。 - 最後にトップジェルを爪全体に塗り、ストーンがジェルで埋まっていないことを確認してからライトで硬化します。
指で触って、鋭利な箇所や過度なひっかかりがなければ完成です!
ストーンはクリアジェルなら基本的にコーティングできますが、サラサラとしたジェルよりも粘度の高いアイシングジェルやビジュージェルがおすすめです!
【マニキュアver】ストーンの付け方
用意するもの
- ベースコート
- カラーマニキュア
- トップコート
- ネイル用ストーン
- ピンセットorウッドスティック
- 爪楊枝やドットペンなど先が細いもの
ワンカラーネイルにストーンの付け方
マニキュアを塗る前のネイルケア(プレパレーション)を終えてからスタートしましょう!
- ベースコートを塗って乾かします。
- カラーマニキュアを塗って乾かします。2度塗りがおすすめです。
- トップコートを塗り、トップコートが乾かないうちにストーンを乗せましょう。
ピンセットやウッドスティックを使い、塗ってあるカラーマニキュアがよれないようにそっと置きます。 - ストーンの位置が決まったら、トップコートを爪楊枝やドットペンなどの先に取り、ストーンの周りを囲うように塗っていきます。
- トップコートの筆先をフチでしごいて少量にし、ストーンの上に、ちょん、ちょん、と乗せて上からもコーティングします。
これをストーン一粒一粒に行っていくことで、表面も周りもトップコートで包むことができます。
マニキュアはジェルよりも粘度が低く、大量に使わなければ埋まってしまうことはありません。 - 最後にもう一度、爪全体にトップコートを塗って完成です!
マニキュアでストーンをコーティングすると、思ったよりストーンのデコボコ感が残ることに気がつくのではないでしょうか。
これはマニキュア液の粘度の低さが故のもので、デコボコしていても上記のようなコーティングをすれば取れにくさはアップするので安心してください。
ただし、マニキュアのコーティングはジェルネイルと比べて取れやすいです。
どうしても取れたくないときは、ジェルネイルでストーンを付けましょう。
ネイル用ストーンの種類を解説
ネイル用ストーンは、キラキラと輝く無色透明なクリスタルや色の付いたカラーストーンまで様々です。
またサイズや素材も色々あります。
ここではネイルアートで使う、主なストーンの種類をご紹介します。
アクリル製ストーン
アクリル製のストーンは、簡単に言うとプラスチックで出来たストーンです。
つけ心地は軽く、価格が安価なので、手芸店や100円ショップでも売られていおり購入しやすい点がメリットです。
アクリル製のストーンは、型に流し込んでストーンの形を作ります。
そのため様々なカラーや形のストーンを作ることができ、大量生産もしやすいという特徴があるのです。
ネイルパーツでよく使われているパールの半球ストーンや、天然石風のランダムな形のストーンもアクリルで作られていることがほとんどです。
ただし、アクリルは強度や透明度が低めで表面に傷が付きやすいという難点があります。
安価で軽いのでセルフネイルで取り入れやすいストーンですが、キラキラ感にこだわりたい方はこの後紹介するガラス製ストーンがおすすめです。
ガラス製ストーン
ガラス製のストーンはその名の通りガラスで作られており、透明度が高いので光をキラキラと反射します。
アクリル製のストーンと並べると、輝きの違いがきっとわかるはず。
ネイルにつけることで、本物の宝石を付けているかのようなラグジュアリー感が出ます。
販売価格はアクリル製ストーンよりも高めですが、ブライダルやパーティーシーン、ストーンの輝きにこだわりたい方にぴったりです。
ガラス製のネイル用ストーンといえば「スワロフスキー社のクリスタルガラス」が大変有名で、ネイル用としては高価な部類でしたが、多くのネイリストから熱い支持を得ていました。
しかし、2021年にスワロフスキー社はネイルやハンドメイドを含むDIY事業の撤退を発表。
現在店頭やネットショップで売られているのは、各小売店が在庫として持っているものなのです。
スワロフスキー社の撤退はネイル業界にも大きな衝撃を与えましたが、ガラス製ストーンは様々なメーカーで販売されています。
各メーカーが工夫を凝らして豊富なバリエーションを展開しているので、ネイルショップやハンドメイドショップで実物を見て選んでみてはいかがでしょうか。
パール加工ストーン
アクリル製ストーンには、パール加工されているものもあります。
半球型のものが多く、ホワイトパールやピンクパールやイエローパール、ブルーパールなどカラーバリエーションも豊富です。
全球型は他の立体的なストーンやパーツと組み合わせることで安定感が増しますよ。
メタルパーツと組み合わせると◎
ネイル用ストーンは、メタルパーツとの相性が抜群!
特に組み合わせることが多いのが、ブリオンという小さな球体のパーツや、フレームタイプのパーツです。
ブリオンはゴールドやシルバーの物がベーシックで、全球タイプだけでなく半球タイプもあるので、使いやすさや組み合わせを考えて持っておくと便利ですよ。
フレームタイプのメタルパーツは様々な形状で売られており、大きさの合うストーンをフレームの中に入れるだけでアクセサリーのような高級感が出ます!
ジェルネイルでもマニキュアでも、ストーンを使うことでいつものワンカラーやグラデーションを簡単にアレンジできます!
アクリル製、ガラス製など質感や形状の違うネイル用ストーンがたくさんあるので、好みのタイプを使ってみてくださいね。
そしてストーンを買い揃えたときは、パーツケースに入れて管理すると便利です!
ピンセットと一緒に100円ショップやネイルショップで売られているので、ぜひ利用してみてください♪
ストーン埋めつくしネイルのやり方
ストーンの埋めつくしネイルは華やかでイベント時のネイルにぴったりです。
セルフジェルネイルでも意外と簡単にできるので挑戦してみてくださいね。
大中小3種類くらいのストーンを用意してやってみてくださいね。
ベースジェルとカラージェルを塗った後の手順から解説していきます。
1.爪全体にクリアジェルを塗る
爪全体にクリアジェル(ベースジェルでOK)を塗ります。
たっぷり乗せてしまうとストーンを置いた時にジェルがはみ出してしまうので薄く均等に塗りましょう。
2.ストーンを配置する
ピンセットでストーンを配置していきます。
バランスよく配置するには大きいストーンから乗せていくのがおすすめです。
ピンセットを使って大きいストーンを乗せた後に、中くらいのストーン、小さめのストーンを乗せます。
ストーンを乗せたら爪楊枝やウッドスティックを使ってストーンの位置を微調整します。
位置が決まったらライトに当てて硬化しましょう。
3.トップジェルでパーツを埋め込む
トップジェルを使ってストーンを埋め込みしていきます。
ストーンのサイズが異なるため、それぞれ高さが違いっているので埋め込みが少々難しいです。
ジェルが流れないように注意しながら行ってください。
アイシングジェルやビジュージェルのような粘度の高いジェルを使って埋め込むのがおすすめです。
埋め込みができたらライトで硬化します。
4.爪全体をトップジェルでコーティングする
最後に爪全体をトップジェルでしっかりとコーティングし、硬化したら完成です。
爪表面を触って引っかかりやベタつきがないことをよく確認してくださいね。
ネイルパーツやストーンを取れにくくするには
せっかく付けたストーンがすぐに取れてしまうと悲しいですよね。
ここではネイルパーツやストーンを取れにくくする方法を紹介していきます。
ビジュージェルやアイシングジェルを使う
ネイルパーツを取れないようにするにはしっかりと埋め込むことが大切。
小さめのストーンやネイルパーツならトップジェルで埋め込むことが可能です。
しかし、高さのあるVカットストーンや、爪からはみ出すような3Dパーツはテクスチャーの緩いトップジェルでは埋め込みができません。
そんな時に使用するのが粘度の高いビジュージェルやアイシングジェルです。
特にビジュージェルはパーツを付けるためのジェルなのでしっかりと固定ができますよ。
爪先や爪の際を避けてパーツやストーンを配置する
取れにくくするにはパーツを乗せる位置も非常に大事です。
爪先はパーツが引っかかりやすいのでパーツを乗せる位置として適していません。
また、爪の際に乗せるのは埋め込みをする時にジェルが皮膚に付いてしまいやすいため、しっかり埋め込みができないことが多いです。
爪先と爪の際にパーツを乗せるのは避け、爪の中央寄りに乗せるのがおすすめです。
よくある質問
よくある質問に回答していきます。
大きいストーンや3Dパーツを付ける時はどうするの?
昨今は大きなバタフライパーツやリボンパーツが人気ですが、一体どうやって付けるの?と疑問に思う方は多いようです。
大きなパーツを付けるときにはビジュージェルやアイシングジェルを使って取り付けます。
ビジュージェルを爪に多めに乗せ、ピンセットを使ってパーツを優しく乗せます。
パーツが動かないように注意しながらライトで硬化します。
ハンディがある場合は先にハンディで仮硬化し、その後にドームタイプのライトで完全硬化させるのがおすすめです。
これだけだと接着面が少なくて取れやすいため、ライナー筆(細筆)を使って爪とパーツの隙間をジェルで埋めましょう。
この埋込作業は皮膚にジェルを付けないように注意しながら行ってくださいね。
ネイルパーツは再利用できるの?
ネイルサロンが率先してネイルパーツを再利用することはありませんが、できないわけではありません。
3DパーツやVカットストーンなどの大きいネイルパーツは再利用する人もいます。
再利用する場合は、オフの時にパーツの表面を傷つけないように気をつけて取り外します。
ジェルがこびり付いてしまっているのでジェルリムーバーを染み込ませたコットンにくるんでしばらく時間を置きます。
ジェルが溶けるのでウッドスティックなどできれいに取り除いて保管してくださいね。
ガラス製のストーンは問題ありませんが、アクリル製のストーンやアクリルパウダーで作った3Dパーツはジェルリムーバーやアセトンで溶けてしまうので注意してくださいね。
まとめ
今回の記事では、ネイルパーツやストーンの付け方についてご紹介してきました。
ストーンを付ける時は基本的にトップジェルやトップコートを使います。
マニキュアの場合、しっかりと付けたい時はネイル用の接着剤を使用してくださいね。
ジェルネイルで大きなネイルパーツを付けるときには、ビジュージェルやアイシングジェルを使います。
取れにくくするには埋め込みをしっかり行うことがとにかく大事です。
爪からはみ出るようなサイズの大きいパーツの場合は爪との接着面を広くすることを心がけましょう。
他にもストーンネイルについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪
https://www.nailjoshi.com/95238/