ジェルネイルは長持ちするのがいいところですよね!
しかし、ジェルがすぐに取れてしまったり、他の人より持ちが悪いと悩んでいる方も少なくないようです。
そこでこの記事では、ジェルネイルの持ちは平均どのくらいなのか、ハンドとフットそれぞれ解説します!
そしてジェルネイルを長持ちさせるための6つの対策についても合わせてご紹介します♪
ジェルネイルの持ちは平均どのくらい?
ジェルネイルはマニキュアと比べて長持ちするという特徴があります。
マニキュアなら2、3日後には剥がれてしまうなんてこともよくありますが、ジェルネイルの持ちは平均どのくらいなのでしょうか?
実はハンドのジェルネイルとフットのジェルネイルで持つ期間に違いがあるのです!
それぞれ解説していきますね♪
ハンドのジェルネイルの持ちは平均3~4週間
ハンドのジェルネイルの持ちは、平均で3~4週間が目安です!
マニキュアと違ってジェルネイルが何故こんなに長持ちなのかというと、簡単にいえば「硬化用ライトに当てるとカチッと固まるようにできている」からです!
固まる時に爪にしっかりと密着するので、取れにくくなっているのです。
しかし、長持ちとはいえ永久に付けられるわけではありません。
付けてから3週間くらい経つと、根元から伸びてきた自爪が目立ちますし、摩耗や衝撃でジェルが浮きやすくなります。
そして4週間以上付けっぱなしにすると、浮いたジェルが欠けたり、浮いた部分から自爪に亀裂が入ってしまうことがあります。
3~4週間目にはジェルネイルの付け替えをしたり、ジェルオフをして自爪に戻しましょう。
フットのジェルネイルの持ちは平均4~6週間
フットのジェルネイルの持ちは、平均で4~6週間が目安です!
フットのジェルネイルは、ハンドのジェルよりもさらに長持ちする傾向にあります。
これは手の爪よりも足の爪の方が伸びるスピードが遅いからです。
ですが夏場は代謝が良くなり、爪が伸びやすいので、人によっては4週間くらいで根元から伸びてきた自爪が気になるかもしれません。
反対に冬場は代謝が悪くなって爪の伸びも遅くなるので、6週間以上持つこともあるようです!
フットのジェルネイルはハンドよりも長持ちしますが、爪を長く伸ばしすぎないように注意しましょう。
足の爪が長いと、靴の中で爪先が当たって痛みが出たり、圧迫されて巻き爪になったりしやすいのです。
フットのジェルネイルも付けたら定期的にチェックし、早いと4週間目くらい、遅くとも6週間目くらいには付け替えorオフをしてくださいね。
ジェルネイルの持ちが悪い!長持ちしない理由とは?
ジェルネイルは長持ちするはずなのに、付けて数日で取れてしまった!
ネイルサロンで付けてもらったのに2週間くらいで剥がれてしまう…
こんなお悩みを抱えている人も少なくありません。
ネイルサロンで付けたジェルネイルは、ネイリストの技術不足によって短期間で取れてしまうこともあります。
ネイルサロンによっては、取れてしまったジェルネイルを付け直してくれる「お直し無料期間」を設けているお店もあるので、チェックしておくのがおすすめです!
そして持ちが悪い理由には日常生活のちょっとしたようなことも含まれます。
以下で一つずつ解説していきます!
日常生活で爪先や指先をよく使う
仕事や日常生活で爪先や指先をよく使っている人は、ジェルネイルの持ちが悪くなりやすいです。
特にパソコンのキーボードを打つ時、事務作業をしている時、料理や掃除をしている時など…
これらのタイミングは意識をしていなくても爪や指を使っていることが多いです。
その結果爪先からジェルが浮いてしまったり、欠けてしまうことがあります。
水仕事で負担がかかっている
実は炊事や洗濯、お掃除、食器洗いといった水仕事はジェルネイルの大敵!
ジェルネイルは長時間水分に触れる人ほど持ちが悪くなります。
これは爪が水分を含むとふやけてしまい、ジェルと爪の密着が悪くなるからです。
プールやサウナなどによく行く
プールやサウナ、温泉などによく行く方や、長風呂が好きな方も要注意です。
特にプールやサウナは趣味や習い事で頻繁に通っている方も多いですよね。
上記でご紹介した通り、水分が多い場所は爪がふやけてしまうので、ジェルネイルの持ちが悪くなってしまいます。
海やプールなど、ネイルが目立つ場所こそ長持ちさせたいところですが、持ちが悪くなりやすいということは覚えておきましょう。
爪が薄い・爪が傷んでいる
自爪が薄かったり、爪が傷んでいる人は健康な爪よりジェルネイルが取れやすくなります。
ジェルネイルは「ソフトジェル」という硬化後も少し柔らかさが残る種類がよく使われています。
柔軟性があるので、爪や指に負荷がかかっても一緒にしなるようにできています。
しかしジェルに柔軟性があっても、爪が薄い状態では自爪は負荷に耐えられません。
ジェルネイルのしなりと反発してしまい、結果的にジェルが浮きやすくなることもあるのです。
また爪の傷みが激しいと、ジェルの密着が弱まり持ちも悪くなりやすいので注意が必要です。
爪とジェルの相性が悪い
ジェルネイルは商品によって成分の配合量や特徴が異なり、様々なメーカーが工夫をこらして販売しています。
そのためジェルによって爪との相性が良い、悪いがあるのです。
例えばAというジェルは持ちが良いのに、Bというジェルを使うとすぐに取れてしまうということもあります。
これは付けてみないとわからないことですし、かなり個人差があるため、プロのネイリストでも悩みのタネになります。
ジェルネイルの持ちを良くする6つの対策
「セルフネイルを始めたけど、すぐに取れてしまう・・・」
「ネイルサロンのジェルなら取れないのに、セルフだと持ちが悪い」
こんな時は、以下の6つの持ちを良くする方法をチェックしてみてください!
塗る前にしっかりネイルケアをする
セルフネイルで気をつけたいのが「ネイルケア不足」です。
ジェルネイルを塗る前にネイルケアを行うのは、セルフでもサロンでも共通です。
特に「甘皮の押し上げが足りない」「爪先にバリが付いたまま」「消毒用エタノールやネイルプレップで油分除去していない」などは、ジェルの持ちの悪さに直結するので、丁寧にケアを行いましょう。
ネイルケア道具に必要なもの
- エメリーボード
- スポンジバッファー
- キューティクルリムーバー
- メタルプッシャー
- ネイルワイプ
- 消毒用エタノール
ネイルワイプはキッチンペーパーでも代用できます。
消毒用エタノールは使っているジェルネイルメーカーのネイルプレップでもOKです!
塗る前のネイルケアのやり方
- エメリーボードを使い、爪の形と長さを削って調整します。
- スポンジバッファーで爪先をやすり、バリを取ったり、削った断面をなめらかにします。
- サンディングが必要なベースジェルを使う時は、スポンジバッファーで爪の表面を軽くやすります。
- キューティクルリムーバーを甘皮に塗ってなじませます。
- メタルプッシャーで甘皮を押し上げます。
押し上げている時に出てくるルースキューティクルを除去します。 - ネイルワイプに消毒用エタノールを含ませて爪を拭き取ってネイルケアは完了です。
ジェルネイルのケアや塗り方は、ネイル女子の記事で詳しくご紹介しています。
ぜひこちらを参考に、サロン級のジェルネイルを目指してくださいね♪
爪の状態に合わせたベースジェルを使う
ジェルネイルのベースジェルは各社メーカーが様々な種類の商品を販売しています。
- オフがしやすく軽いつけ心地のベースジェル
- フィルインにも使える密着力が高いベースジェル
- ダメージのある爪にも使えるベースジェル
- 健康な爪に使える硬化後固めのベースジェル
- 薄い爪に使える硬化後柔らかめのベースジェル
上記はほんの一例ですが、1つのメーカーでも役割が異なるベースジェルを売っていることが多いのです。
爪が傷んでいるなら、ダメージのある爪向けのベースジェルを使ったり、
柔らかい薄い爪には硬化後も柔らかさがあるベースジェルを使うなど、爪に合わせて選ぶのがおすすめです。
ベースジェルはメイクでいう下地のような役割があるので、自分の爪に合うベースジェルを使うことで持ちもぐっと良くなりますよ。
ネイルオイルやハンドクリームで保湿する
爪は本来、指の動作に合わせてしなる柔軟性があります。
爪が乾燥してしまうと柔軟性がなくなり、日常のふとした動作でジェルが浮きやすくなります。
また、爪の乾燥は二枚爪や亀裂が入りやすくなる原因にも。
これらを防ぎ、健康で綺麗な爪を育てるためにもネイルオイルやハンドクリームでこまめに保湿するようにしましょう。
ネイルオイルやハンドクリームを塗るタイミングは手を洗ったあとや乾燥が気になった時、寝る前などがおすすめです。
こまめに塗ることで保湿が行き届きますよ♪
水仕事をする時はゴム手袋を付ける
水分はジェルネイルの大敵ですが、水仕事をしないわけにはいかないですよね。
そこでおすすめなのが、水仕事中のゴム手袋着用です。
食器洗いをする時、お掃除をする時など、水分からガードするためにゴム手袋を着用しましょう。
使い始めは慣れない感覚に戸惑うかもしれませんが、習慣化してしまえば意外と続くという方も多いです♪
最近は薄手で使いやすさがアップしている商品や、ラテックスアレルギー向けのゴム手袋も売られています。
自分の手の大きさに合うものを使ってみてください!
爪先や指先に負担をかけないようにする
ペットボトルのラベルを剥がす時に爪先でカリカリと引っ掛けたり、プルタブを開ける時に爪先にぐっと力が入っていたりしませんか?
これらは日常のちょっとした動作ですが、爪にダメージが蓄積してしまいます。
まずはこれらの動作を爪で行わないように意識することが大切です。
ペットボトルのラベルは爪先で剥がすのではなく、ピンセットや毛抜きなど代用できるものを使いましょう。
また缶のプルタブは、硬貨などを噛ませて開けるのがおすすめです!
爪先や指先への負担を減らすことで、ジェルネイルも長持ちするようになります♪
適切なタイミングで付け替えをする
ジェルネイルは通常3~4週間ほど持つと言われています。
それよりも早く付け替えを繰り返すと、爪にはあまり良くないのです。
ジェルネイルのオフはリムーバーを使ったり、ネイルファイルやネイルマシンを使いますが、これらは使い方を間違えると爪に負担がかかりますし、ダメージを蓄積させる原因にもなります。
頻繁に付け替えると、爪への負担がさらに増してしまいます。
持ちが悪いから短期間でオフして付け替える、というのは綺麗なネイルを保つことはできますが、爪には悪影響です。
適切なタイミングで付け替えることで、爪への負担を最小限に抑えられます。
上記でご紹介した持ちを良くするポイントをしっかり押さえて、付け替え期間が短くならないようにしていきましょう♪
ジェルネイルの持ちに関するよくある質問
ジェルネイルの持ちでお悩みの方向けに、よくある質問をまとめました!
Q.持ちが悪いときはベースジェルとトップジェル、どちらを変えればいいの?
A.基本はベースジェルですが、トップやカラーも一緒に変えてみてるのを検討しましょう!
爪に直接塗り、下地の役割を果たすのがベースジェルです。
ベースジェルと爪の相性が悪いと、ベースの上に重ねるカラーやトップも一緒に剥がれてしまいます。
使っているジェルの持ちが悪いなと感じたら、ベースジェルを変えてみるのは対策の1つです。
また、ベースジェルやカラージェルは持つけど、トップジェルだけ剥がれてしまうというのはほとんどありません。
トップジェルだけ剥がれるケースは、ノンワイプトップジェルを塗り重ねていると起こりやすいので注意しましょう。
ノンワイプトップジェルは未硬化ジェルが出ないので、その上にジェルを塗っても剥がれやすくなります。
トップジェルを塗り重ねて厚みを出したい時は、クリアジェルを一度塗って硬化し、その上からノンワイプトップジェルを塗るのがおすすめです!
Q.ネイルの長さ出しをした部分の持ちが悪いのはなぜ?
A.深爪だと長さ出しの持ちが悪くなりやすいです。
長さ出しは、ジェルネイルだけでなくアクリルスカルプチュアやハーフチップなどを使うこともあります。
ですが使うものが違うから持ちが悪いということはありません。
適切な手順ややり方で行えば、通常のジェルと同じように3~4週間は持ちます。
しかし、かなりの深爪で爪先が指先のお肉よりも引っ込んでいるという方は持ちが悪くなりやすいです。
これは長さ出しで使うフォームが深爪だと引っかかりにくく、ジェルやアクリルを塗布しても面積が少なく定着しにくいためです。
この場合、チップオーバーレイというハーフチップを使う方法なら持ちがよくなるかもしれません。
また、フリーエッジ(爪先の白い部分)が長い状態で長さ出しをすると、短くした時よりも持ちは悪くなります。
フリーエッジに亀裂が入ることもあるので、セルフで長さ出しをする時はフリーエッジを短めにしておきましょう。
まとめ
ジェルネイルの持ちは平均3~4週間です。
これはハンドの場合で、フットは4~6週間くらいが平均となるので覚えておきましょう。
もし平均よりも持ちが悪い時は、ジェルネイルの技術面はもちろん、日常生活でジェルや爪に負担がかかっていないかをチェックしましょう!
爪先を道具のように使っていたり、水仕事の多さやプール、サウナに通っていることが原因で取れやすくなっているかもしれません。
ちょっとしたことでも、懸念点を一つずつ解消していくことでジェルネイルの持ちはきっと良くなるはずです。
健康的な爪でジェルネイルを楽しんでください♪