セルフでジェルネイルをされている多くの方が大変と感じている工程が、ジェルネイルのオフです。ジェルネイルのオフが大変でセルフジェルネイルから離れてしまう方も中にはいらっしゃいます。
大変な工程であるジェルオフですが「ピールオフジェル」というアイテムをベースジェルの代わりに使用するだけで剥がせるジェルネイルにすることができるのをご存知でしょうか。
今回の記事では、オフが簡単なピールオフジェルの使い方についてご紹介していきます。
簡単にオフができるようになることで、より手軽にジェルネイルができるようになりますよ!
ピールオフジェルとは
ピールオフジェルとは、ベースジェルの代わりに塗って硬化するだけでシールのようにジェルが剥がせるようになるアイテムです。
ピールオフジェルと普通のジェルの違い
セルフでジェルネイルをしている人にとって、「オフ」は非常にめんどくさい作業の一つですよね。
ピールオフジェルはコツを掴めば簡単オフが叶う、セルフネイラー人気のジェルネイル。
従来のベースジェルネイルとの違いは、
「オフのやり方」と「持ちの良さ」です。
では、従来のベースジェルネイルとピールオフジェルの違いについて詳しくみていきましょう!
■オフのやり方が違う
通常のジェルネイルをオフするには、アセトンやジェルリムーバーをジェルに染み込ませて溶かしていく必要があります。
そのためジェルのオフには時間と手間がかかります。
ピールオフジェルの場合、専用の溶剤は不要で、お湯でネイルを剥がすことができます。
アセトンから受ける爪への負担や、時短が叶います。
■ 持ちのよさが違う
ジェルネイルの特徴の一つは「持ちの良さ」です。
通常3週間〜4週間は楽しむことができます。
しかしピールオフジェルは長持ちさせることを前提にしたジェルではないので、持ちは1日〜3日程です。
色々と工夫をすれば1週間程度持たすことも可能ですが、通常のジェルネイルに比べると圧倒的に持つ期間は短いですね。
ピールオフジェルのメリット・デメリット
ピールオフジェルのメリット・デメリットについてお話します。
ピールオフジェルのメリット
オフが非常に簡単になることと、サンディングが不要なのがメリットです。
通常のオフでは自爪を削ったりジェルリムーバーを使ったりしなければなりませんが、ピールオフジェルはシールのように剥がせるのでジェルオフの時間が時短できます。
また、サンディングが不要なので自爪が薄くなったり傷んだりする心配がありません。
ピールオフジェルのデメリット
デメリットは傷みのある自爪だと剥がれにくい点、持ちは通常のジェルよりは悪くなってしまう点です。
ピールオフジェルの多くは健康な自爪(傷がなかったり薄くなったりしていない爪)で使用した時にしっかり剥がれるものが多いです。
サンディングしてある自爪だと上手く剥がれないことが多いので注意しましょう。
また、次の項目で詳しく紹介しますが、ピールオフジェルの持ちは通常のベースジェルよりは悪くなってしまいますので長持ちさせたい方には向いていません。
持ちの期間は数日から1週間
繰り返しになりますが、ピールオフジェルは長持ちさせることを前提にしたジェルではないので、持ちは数日〜1週間程度です。
しかし、ピールオフジェルに通常のベースジェルと重ね塗りしたり、ジェルの厚みを出したりすることで少し持ちを良くする方法もあるようです。
いろいろ使い方を研究してみてくださいね。
ピールオフジェル「使い方・塗り方」
ここからはピールオフジェルの基本的な使い方をご紹介していきます。
ピールオフジェルを使う時のポイント
・ピールオフジェルを使って、いつものジェルネイルをオフしやすくできます。
通常のベースジェルを塗る前にピールオフジェルを塗り、上からいつもベースジェルを塗る。
ネイルの持ちは良くないですが、オフを簡単にすることができます。
・ピールオフジェルを2度塗りすると剥がしやすくなる。
剥がし方は同じですが、ピールオフは2度塗りして全体に厚みを持たせた方がオフしやすくなります。
■ケアが重要
ピールオフジェルに限りませんがネイルをする上で重要なのは、土台となる自爪のケアです。
甘皮ケアや爪表面のケアを怠れば、どんなネイルも持ちが悪くなり、また仕上がりも美しくありません。
気軽にジェルネイルを楽しめるピールオフジェルでも、ケアはしっかりと行いましょう。
仕上がりも持ちもよくなりますよ!
塗り方の手順
■準備するもの
- エタノール
- ピールオフジェル
- カラージェル
- トップジェル
1.ピールオフジェルを塗ってライトで硬化
ジェルを塗る前の下準備(サンディングは不要)を行ったらピールオフジェルをベースジェルの代わりに塗ります。
より剥がれやすくしたい場合は、爪先のエッジにジェルを塗らないようにしましょう。
爪全体に塗ったらライトで硬化します。
2.カラージェルを塗ってライトで硬化
お好みのカラージェルを塗ってライトで硬化します。
この工程でもエッジには塗らないようにしましょう。
3.カラージェルを2度塗りしてライトで硬化
カラージェルを2度塗りしてライトで硬化します。
アートもする場合は通常のジェルと変わらずしてしまって問題ございません。
4.トップジェルで仕上げ
最後にトップジェルで爪全体をコーティングし、ライトで硬化したら完成です。
やはり爪先のエッジにはジェルを塗らないでくださいね。
ピールオフジェル「オフの仕方」
ピールオフジェルのオフの仕方をご紹介します。
ピールオフジェルをオフする時のコツ
基本的にピールオフジェルはお湯でオフすることができるので、お風呂のついでにオフすると剥がれやすいです。
しかし、思っていたよりもしっかりと付いてしまっていることがあります。
この場合、剥がした時に自爪の表面まで一緒に剥がれてしまうことがあります。
そうなると自爪が薄くなってしまうので、無理に剥がすのはおすすめししません。
ただ剥がすのではなく、ピールオフジェルを剥がす時はちょっとしたコツが必要です。
■お湯に浸けてウッドスティックを差し込んで剥がす
まず指先をぬるま湯に浸けます。
そして、爪の根元をウッドスティックでカリカリと引っ掛けて、徐々に浮かして剥がします。
大体のピールオフジェルはこのようにすればぺろんと剥がれますが、自爪が傷ついている状態で使った場合などはしっかり付いていることがあり、取れにくいです。
そんなときは以下の方法をお試しください。
■取れにくい場合はジェルリムーバーを使う
少量のジェルリムーバーをジェルと自爪の隙間に流し込むようにして馴染ませます。
少し時間を置くとぺろっと剥がれるようになりますよ。
おすすめのピールオフジェル
おすすめのピールオフジェルをご紹介します。
プリジェル ピールオフジェル
ネイルサロンでも取り扱われていることの多いプリジェルが販売しているピールオフジェルです。
剥がしたい時にきれいに剥がれるのが魅力です。
また、使い方次第ではかなり持ちも良くなるという口コミもあります。
セリア ピールオフベースコート
まずは安く手に入れて試してみたい方には100均のセリアで販売されているピールオフベースコートがおすすめです。
1日で剥がそうとすると自爪が一緒に剥がれやすいので注意が必要ですが、3日程度付けた後ならきれいに剥がれてくれますよ。
ピールオフジェル以外にもある!手軽にネイルを楽しむ方法
ピールオフジェル以外でも手軽にジェルネイルを楽しめる方法があります。
ここでは貼って剥がすだけの「ジェルネイルシール」と、カラーを塗って硬化するだけでジェルネイルが完成する「ワンステップジェル」をご紹介します。
ジェルネイルシール
ジェルネイルシールは、ジェルが半硬化状態のシールになっていて、貼ってライトで硬化するだけでジェルネイルになるものです。
自爪に貼って余っているシールの部分を爪の内側に織り込んでネイルファイルでシールを切り落とすだけできれいに貼れるので塗るのが苦手な人にもおすすめですよ!
ワンステップジェル
ワンステップジェルは、
サンディング、ベースジェル、トップジェル、拭き取り不要で、カラージェルだけを塗ってライトで硬化すればジェルネイルが仕上がるというアイテムです。
「HOMEI」と「ジェルミーワン」が人気で、カラーバリエーションも豊富なのでジェルの工程を少しでも減らして時短したいという方はぜひ使ってみてくださいね。
まとめ
今回の記事では、ジェルのオフが簡単になる「ピールオフジェル」について使い方やオフの仕方、おすすめをご紹介してきました。
ジェルネイルのオフを少しでも楽にしたい、時短したいという方はぜひ使ってみてください。
ちなみに、ピールオフジェルの上に重ねてはいけないジェルやパーツは特にありません。
近年大人気の「マグネットネイル」の使用もOKです。
ただし、ビジューなど大きなパーツは剥がれやすくなるので注意が必要です。
ピールオフジェルを使って好きなネイルを気軽に楽しんで下さいね!
その他、ピールオフジェルについてはこちらの記事をご覧下さい☆
https://www.nailjoshi.com/57935/