オシャレや身だしなみの一環として、今や欠かすことのできないネイル。最近では、セルフネイルで挑戦する人も増えていますよね♪
しかし、いざセルフネイルに挑戦してみたもののキレイに仕上がらずに失敗してしまった方や、不器用だからうまくいくか不安とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、セルフネイル初心者でもできる!ジェルネイルとマニキュアの簡単可愛いデザインのやり方を手順や必要な道具、コツまで徹底解説いたします!
セルフネイルに挑戦したい大人女子は、必見ですよ♪
- 種類別:セルフネイルの特徴を紹介
- ・ジェルネイル
- ・マニキュア(ポリッシュ)
- ・ジェルネイルシール
- ・ネイルチップ
- セルフネイルの前にネイルケアをしよう
- ・必要なもの
- 1.爪の形と長さをやすりで整える
- 2.甘皮ケアをする
- 3.油分除去をする
- マニキュア(ネイルポリッシュ)の正しい塗り方
- ・マニキュアに必要なもの
- 1.ベースコートを塗る
- 2.カラーポリッシュを塗る
- 3.カラーポリッシュを2度塗りする
- 4.トップコートを塗る
- ジェルネイルの基本の塗り方
- ・セルフジェルネイルに必要なもの
- 1.ベースジェルを塗ってライトで硬化する
- 2.カラージェルを塗ってライトで硬化する
- 3.カラージェルを2度塗りしてライトで硬化する
- 4.アートをする
- 5.トップジェルを塗って仕上げる
- ジェルネイルシールの正しい貼り方
- 1.爪に合うサイズのシールを見つける
- 2.シール剥がして爪に貼る
- 3.ライトで硬化する
- 4.やすりでシールを削って整える
- ネイルチップの正しい付け方
- 1.爪に合うサイズのチップを見つける
- 2.ネイルチップの裏側にテープや接着剤を付ける
- 3.根元から爪に圧着させる
- 種類別ネイルオフの手順を解説
- ・マニキュアの落とし方
- ・ジェルネイルオフのやり方
- ・ネイルシールの剥がし方
- ・ネイルチップの外し方
- セルフネイル向け簡単おしゃれなデザイン
- ・ワンカラー
- ・フレンチネイル
- ・グラデーションネイル
- ・塗りかけネイル
- ・ミラーネイル
- ・オーロラネイル
- ・ニュアンスネイル
- ・マグネットネイル
- シーズン別:人気のおすすめデザイン
- ・春:花柄ネイルシールで「簡単フラワーネイル」
- ・梅雨:ホログラムで「紫陽花ネイル」
- ・夏:涼しげな「水面ネイル」「マーメイドネイル」
- ・秋:あたたかなカラーで「チェックネイル」
- ・冬:白が映える「雪の結晶ネイル」
- セルフネイルをプロ級の仕上がりにするコツ
- ・事前のネイルケアと油分除去を忘れずに
- ・はみ出さないように塗布する
- ・爪先も必ず塗る
- ・硬化時間を守る
- ネイルの持ちを良くするには?
- ・爪先に負荷をかけない
- ・ネイルオイルで保湿する
- ・長時間水やお湯に浸さない
- まとめ
種類別:セルフネイルの特徴を紹介
そもそも「セルフネイル」とは、その名の通り、「自分の爪に自分でネイルを施すこと」を言います。
一昔前までは、セルフネイル=マニキュアでしたが、最近では、様々なネイルアイテムの登場により、セルフネイルの幅も増えています♪
具体的にセルフネイルの種類とその特徴や魅力を解説していきます^^
ジェルネイル
ジェルネイルの最大の特徴は、爪に塗布したジェルをライトで硬化させて爪に直接定着させることです。
仕上がりは、マニキュアには出せない爪を保護できる程度のぷっくりとした厚みと、ぷるんとした濡れたような美しい艶感が特徴です。動作性に優れ、凝ったアートも簡単にできます。
爪に直接密着させるので持ちも良く、一度つければ最低でも3週間は楽しむことができますが、その分、簡単に落とすことができません。ジェルを取るためには「オフ」という作業が必要です。
自分でジェルネイルをはじめたければ、カラーやベース・トップコートなどのジェルネイルの他に、ジェルを硬化させるためのライトとジェルを落とすために必要な材料の購入が必須となります。
マニキュア(ポリッシュ)
一度もマニキュアを塗ったことがないという人も、やり方は知っているのではないでしょうか?
昔から親しまれているマニキュアは、現在でも使い方は変わりません。
マニキュアの最大の特徴は、爪に塗って乾かすだけでネイルができるお手軽さです。
除光液を使えば落としたい時にサッと拭き取ることもできます。
気分に合わせて毎日ネイルを変えることも可能です。
ただし、マニキュアは塗ったら自然に乾くのを待つ必要があるので、その間、手が使えなくなるのが難点です。
凝ったアートをするのには向いていませんが、ワンカラーが好みという方にとってはぴったりでしょう。
ジェルネイルシール
ここ数年少しずつ人気があるのが、「ジェルネイルシール」です。
ジェルネイルシールは、予めデザインされたネイルシールをネイルケアをした自爪に貼り付け、硬化用ライトで硬化して完成!という手軽でチャレンジしやすいのが魅力のセルフネイルです♪
最近は、ジェルネイルシールのバリエーションも増えており、季節感あるデザインやトレンドのデザインを楽しむこともできます。
シールを貼って硬化するだけなので、手先が不器用な人にもおすすめの方法です!
ネイルチップ
昔からある「ネイルチップ」も人気のセルフネイルのひとつです。
ネイルチップもジェルネイルシール同様に、既にデザインが完成されたものを爪に貼るセルフネイルです。
専用の両面テープで自爪に貼り付けるだけ!という簡単でチャレンジしやすいのが魅力。
ネイルチップの場合、ほかのセルフネイルの方法に比べて装着がとても簡単な反面、長持ちしないというデメリットもありますが、かえって様々なシーンに合わせてネイルデザインを変えやすいというメリットもあります。
短期間だけネイルを楽しみたい人やデザインを常に変えたい人にもおすすめです♪
また最近では、既製品のネイルチップを購入する以外にもクリアのネイルチップを購入し、自分でネイルアートを楽しむという方も。
ネイルチップを使えば、簡単に自爪の長さを出すことができるのも魅力のひとつです。
セルフネイルの前にネイルケアをしよう
セルフネイルを始める前に、事前のネイルケア(プレパレーション)を行いましょう!
事前のネイルケアを行えば持ちも良くなり、仕上がりもより美しくなります!
必要なもの
- 爪やすり(エメリーボード)
- メタルプッシャーまたはコットンを巻いたウッドスティック
- ぬるま湯
- 指先が入る容器(フィンガーボウル)
- ガーゼ
- 消毒用エタノール
- ネイルワイプ
1.爪の形と長さをやすりで整える
上記のアイテムを準備したら、まずは「ファイリング」を行っていきます。
ファイリングとは、爪の形と長さを爪やすり(エメリーボード)で整えることです。
まずは、爪やすりを使用して、爪の先端を適度な長さに削ります。
自分の希望の長さにしましょう。
ジェルネイルは、3〜4週間ほどで付け替えるため、その期間で爪が伸びることを考慮して長さを調整しましょう。
コツとしては、爪やすりを爪の先端から中央に向かってまっすぐに動かし、均等な長さに整えること◎
爪の長さが調整できたら、次は爪の形を整えます。
一般的な爪の形は、スクエア・ラウンド・オーバル・ポイントがあります。
丸めが好きな方は、オーバルを、四角めはスクエア、シュッとした尖った形が好きな方は、ポイントを選びましょう。
希望の形に合わせて、爪やすりの角度を調整しながら、爪の先端を滑らかに削っていきます。
角を丸くしたいときは、爪やすりの側面を使用して、爪先端の角を落としていきます。
コツは、爪先の下から斜めに爪やすりを当てて、少しずつ少しずつ削って調整していくことです。
2.甘皮ケアをする
ファイリングが完了したら、次は「甘皮ケア」です。
セルフジェルのネイル持ちをよくするには、この甘皮ケアが必須です!
とても大事な工程になるので、丁寧に行っていきましょう。
まずは、指先が入るフィンガーボウルなどにぬるま湯を入れ、そこに指先を数分浸けておきましょう。
爪周りの皮膚が柔らかくなったら、メタルプッシャーなどを用いて、甘皮を爪の根元に向かって優しく押し上げていきます。
強い力で押し上げると出血の原因になるため、要注意です。
上手に押し上げられると、甘皮と一緒に角質がポロポロと出てくるので、ネイルワイプやウェットティッシュなどでクルクルと円を描きながら、甘皮周辺を綺麗にしていきます。
このとき、余分な甘皮が出てきて気になる方は、キューティクルニッパーなどでカットしてもOKです。
3.油分除去をする
甘皮ケアが済んだら、忘れずに爪表面の「油分除去」をしましょう。
ジェルは、油分があると弾かれてしまい、その分密着が弱くなってしまいます。
消毒用エタノールやネイルクレンザーなどで爪の根元から先端までしっかりと油分除去を行いましょう。
マニキュア(ネイルポリッシュ)の正しい塗り方
ネイルケアが終わったら、いよいよネイルを塗っていきましょう!
一見簡単そうなマニキュアですが、実は「マニキュアはネイルの基本」と言えるほど、大切な工程がたくさんあります。
セルフネイルでも失敗しない、基本のマニキュアの塗り方を解説していきます!
マニキュアに必要なもの
- ベースコート
- トップコート
- カラーマニキュア
- ウェットティッシュ
- エタノール
- キッチンペーバー
- 除光液
- コットン
セルフマニキュアをする場合は、これらを用意しましょう!
1.ベースコートを塗る
まずはベースコートを塗ります。
ベースは透明のものが一般的ですが、他にも薄いベージュやピンクベージュのものもあります。
カラーコントロールができるので自分の爪の色や塗る色に合ったものを選びましょう。
2.カラーポリッシュを塗る
カラーポリッシュは基本2度塗りで仕上げます。
乾きにくくなってしまうので、厚塗りにならないように注意しましょう。
1度塗り目は薄い仕上がりで色ムラもあるかと思いますが、2度塗りすることできれいに仕上がるので心配いりません!
爪の生え際のラインが揃うことを意識して塗りましょう。
マニキュアのはみ出し防止テクや、はみ出したときの対処方法はこちらで解説しています♪
3.カラーポリッシュを2度塗りする
2度塗り目は色ムラをなくすことを意識して塗りましょう。
厚塗りにならないようにするには、ボトル口でマニキュア液の量を調節して塗ると上手くいきます。
4.トップコートを塗る
トップコートをふんわりと塗ります。
トップコートが乾くまでの時間は表面を触らないようにしてください。
ドライヤーの冷風を当てると早く乾きやすいです。
ジェルネイルの基本の塗り方
ネイルの基本であるマニキュアよりも少しだけ工程と道具が多くなるのが、ジェルネイルです。
ジェルネイルの最大の特徴である、ツヤツヤな光沢とキラキラ感、ぷっくりとした厚みを出すために忘れてはいけない必要な手順がいくつか存在します!
ここではセルフネイルでのジェルネイルの手順をお伝えします。
セルフジェルネイルに必要なもの
- ベースジェル(おすすめはノンサンディングベース)
- トップジェル(おすすめはノンワイプトップコート)
- カラージェル
- 硬化用ライト(UV/LEDどちらでも可。おすすめは硬化の早いLEDライト)
- ストーンプッシャー
- スポンジバッファー
- エタノールまたはジェルクリーナー
- キッチンペーパー
1.ベースジェルを塗ってライトで硬化する
ベースジェルを爪全体に塗って、ライトで規定時間通り硬化します。
爪先のエッジも忘れずに塗ってくださいね。
ベースジェルを塗った時点で爪がデコボコ波打っていると、このあと塗るカラージェルやトップジェルもデコボコな仕上がりになってしまいます。
ジェルネイルは爪に塗ったあと少し待つことで、なだらかに広がろうとする「セルフレベリング」という作用があります。
このセルフレベリングを利用して、爪の表面がつるんとなるようにベースジェルを塗ってくださいね。
ジェルネイルを綺麗に塗るテクニックはこちらで解説しています!
2.カラージェルを塗ってライトで硬化する
カラージェルを塗ってライトで硬化します。
爪の生え際のラインが揃うように塗るときれいな仕上がりに見えます。
また、爪先の厚み分(エッジ)をしっかり塗ることで持ちが良くなります。
3.カラージェルを2度塗りしてライトで硬化する
カラージェルを2度塗りします。
色ムラがなくなることを意識して塗りましょう。
筆先を立ててしまうとジェルをえぐってしまうので筆先はできるだけ寝かして塗ります。
4.アートをする
アートをする場合はこのタイミングで行いましょう。
ネイルステッカーを貼る場合には、表面の未硬化ジェルをエタノールを染み込ませたキッチンペーパーで拭き取ってから貼るときれいに貼ることができます。
5.トップジェルを塗って仕上げる
最後にトップジェルでコーティングします。
ストーンやパーツ、ネイルシールを乗せている場合は、パーツの接着面をジェルでしっかりと埋め込むことで取れにくくなります。
ジェルネイルシールの正しい貼り方
手軽にデザイン性のあるジェルネイルを楽しむことのできる、ジェルネイルシールをご存知でしょうか。
ジェルネイルシールは、好みのデザインのシールを爪に貼るだけでジェルのようなぷっくり感を楽しむことができます。
ここでは貼り方を解説していきます。
1.爪に合うサイズのシールを見つける
ジェルネイルシールは、デザインとあわせて様々なサイズがあります。
商品を開封すると、シートに様々な大きさのジェルネイルシールが複数貼ってあるはずです。
まずは自分の爪に重ねてみて、サイズの合うシールを見つけましょう。
横幅が大きめか小さめで迷ったら、少しだけ小さいものを選ぶのがおすすめ。
幅が大きく爪からはみ出てしまうと、剥がれやすくなってしまいます。
一方で縦幅は根元から爪先まで覆える大きさであれば、爪先が余っても大丈夫です!
余った爪先は後ほどカットしたりヤスリで削ってきちんと整えるので、安心してくださいね。
2.シール剥がして爪に貼る
まずは、ファイリングをしたら爪の油分や汚れを除去します。
爪の表面が綺麗になったら、シールをはがして爪に貼っていきましょう。
爪のサイドや根元にピッタリと合わせて貼り付けます。
3.ライトで硬化する
爪にシールを貼り付けたら、ジェルネイルと同様にネイルライトで硬化します。
用意したネイルシールの硬化時間を守って、硬化してください。
4.やすりでシールを削って整える
硬化後は、爪やすりを使って、爪からはみ出た部分のネイルシールを削り落として整えていきます。
サイズを爪に合わせて削り、爪先は覆っているイメージです。
削り過ぎないようにゆっくりと丁寧に削っていくのがポイントです。
ネイルチップの正しい付け方
つづいて、手軽に長さも出せるのが人気な「ネイルチップ」の正しい付け方を紹介していきます。
1.爪に合うサイズのチップを見つける
まずは、ネイルシール同様に爪に合うサイズのネイルチップを見つけましょう。
市販のネイルチップは大きさ別にチップが複数枚入っているはずなので、それぞれの自爪に合う大きさを探してください。
既にデザイン済のネイルチップの大きさを調整するのは難しいので注意が必要です。
大きめか小さめで迷ったら、爪のサイドや根元よりは少しだけ小さく、爪先は覆っているサイズがおすすめ。
爪から浮いている感じが軽減されて、ナチュラルに見えやすいですよ。
2.ネイルチップの裏側にテープや接着剤を付ける
爪の表面の油分や汚れを除去したら、ネイルチップの裏側に専用のテープや接着剤を付けていきます。
自爪につける人がたまにいますが、ネイルチップの裏側につけるようにしましょう。
3.根元から爪に圧着させる
爪の根元に合わせてネイルチップをのせ、しっかりと爪に圧着させていきましょう。
空気が入らないように親指の腹でゆっくりと抑えるように貼り付けてくださいね♪
ネイルチップは、これで完成です!とても簡単ですよね♪
ネイルチップが浮かずに綺麗に付ける方法はこちらをチェック!
種類別ネイルオフの手順を解説
ネイルをつけたら、ネイルオフをすることもセットになりますが、マニキュアやジェル、ネイルシールやネイルチップなど種類によってネイルオフの手順は異なります。
それぞれのネイルオフの仕方を解説していきます!
マニキュアの落とし方
まずは、セルフネイルの代名詞ともいえる、マニキュアの落とし方を解説します。
道具も工程もシンプルですが、素早くきれいに落とすにはコツがあります
■用意するもの
- ネイルリムーバー(いわゆる除光液)
- コットン
- ネイルオイル
■落とし方
マニキュアの落とし方は、ご存知な方が多いでしょうが、手順を解説すると下記の通りになります。
- コットンにネイルリムーバーを染み込ませる
- 爪表面にコットンを乗せて、軽く押さえる
- 軽く押さえながらスライドさせるようにマニキュアを拭う
- すべて落ちるまで上記を繰り返す
- すべてオフができたら、指先にネイルオイルを塗布して保湿する
ネイルリムーバーは、皮膚を乾燥させてしまうため、最後にしっかりと保湿をすることが大切です。
ジェルネイルオフのやり方
続いて、マニキュアよりも少し工程が複雑なジェルネイルのオフについて解説します。
ジェルネイルのオフは無理にジェルを剥がそうとすると爪がボロボロになってしまうことも。
なれないうちは慎重にオフしていきましょう。
■用意するもの
- ネイルリムーバー(アセトン入りのもの)
- コットン
- アルミホイル
- ネイルファイル
- スポンジファイル
- メタルプッシャーまたはウッドスティック
- ネイルオイル
■オフのやり方
- ジェル表面をネイルファイルで軽く削る
- ネイルリムーバーを染み込ませたコットンを爪の上にのせる
- アルミホイルで指先ごと包んで、揮発を防ぐ
- 数分おき、ジェルがふやけている部分からプッシャーを使って、ぽろぽろとこそぎ落としていく
- 上記を繰り返す
- ジェルが落とせたら、スポンジファイルで爪の表面を整える
- 甘皮周辺をネイルオイルで保湿する
ジェルネイルのオフは、マニキュアと違ってまずジェル表面を削るという作業が必要です。
このとき、削り過ぎには注意しましょう。全体的にジェルの光沢がなくなる程度でOKです。
また、ふやけたジェルをぽろぽろとこそぎ落とすときは、力をかけ過ぎずに丁寧に行いましょう。
なかなか剥がれないからと無理にすることで、自爪に傷が入ってしまうため、少しずつ工程を繰り返してオフをしておくことが大切です。
ジェルをオフしたあとは、どうしても自爪表面がザラザラとしがちです。
目の細かいスポンジファイルで優しく表面を整えて、皮膚周りを保湿することをお忘れなく。
ジェルを落としたあとは、アセトンによる乾燥で二枚爪になりやすいため、気になる方は、一週間ほどはマニキュアのトップコートを塗って保護しておくのもおすすめです。
ジェルネイルオフの詳しいやり方はこちら♪
ネイルシールの剥がし方
続いて、ネイルシールの剥がし方をお伝えします。
通常のジェルネイルよりも持ちが短めな分、オフも簡単です。
■用意するもの
- お湯(ぬるま湯程度)もしくは、ネイルオイルや除光液
- フィンガーボウルなど指先を浸けれるもの
- ウッドスティック
- ネイルオイル
■剥がし方
- まずは、ぬるま湯をはったフィンガーボウルに指先をつけ、15分時間をおく
- シールがふやけてきたら、ウッドスティックで爪のサイドか根元からゆっくりとシールをめくるように剥がす
- すべて剥がれたら、ネイルオイルで保湿する
お湯で剥がす以外にも、ネイルオイルや除光液をシール全体に染み込ませてオフする方法もあります。
どの方法でも基本的に行う作業は同じです。
ネイルチップの外し方
最後にネイルチップの外し方です。
両面テープや接着グミを使った場合の外し方を解説します。
■用意するもの
- お湯(ぬるま湯程度)もしくは、ネイルオイルや除光液
- フィンガーボウルなど指先を浸けれるもの
- ウッドスティック
- ネイルオイル
■剥がし方
- まずは、ぬるま湯をはったフィンガーボウルに指先をつけ、15分時間をおく
- ウッドスティックで爪のサイドか根元からゆっくりチップをめくるように剥がす
- すべて剥がれたら、ネイルオイルで保湿する
ネイルチップの外し方もネイルシールと同様の工程になります。
ネイルチップは、一見簡単に外せそうに見えますが、しっかりと密着している状態から無理やり引っ張ると自爪にダメージを与えてしまうため、上記の工程で丁寧にオフをすることが大切です。
セルフネイル向け簡単おしゃれなデザイン
セルフネイルでおすすめのデザインを紹介していきます。
グラデーションやフレンチは意外と難しいので、ここでは初心者の方でもやりやすい簡単なものを選びました。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
ワンカラー
シンプルの定番、ワンカラーです。
まずはワンカラーはきれいに塗れるようにたくさんネイルチップなどを使って練習してみてください。
単色でも可愛いですし、2色を交互に塗ったり1本だけ違う色にしてみたりと簡単アレンジができます。
ワンカラーにおすすめのカラーはピンクベージュや白(シアーだと塗りやすい)、グレージュなどです。
ナチュラルなワンカラーは手元が美しく見える効果があります♪
フレンチネイル
ネイルの王道デザインといえば、やはりフレンチネイル。
クリアベースに爪の先端にゆるやかなカーブを描くようにカラーを入れるデザインです。
特に白のフレンチネイルは、大人女子なら誰もが一度は憧れるデザインではないでしょうか。
王道であるクリアベースにフレンチを描くのもOKですが、最近は、ベースカラーを変えて2色のバイカラーにして楽しむのもトレンドのデザインです♪
フレンチネイルは、カラーを変えるだけで控えめで大人っぽい印象から、トレンドを意識したカジュアルなイメージや可愛いイメージなど、様々な楽しみ方ができるのも人気の秘訣です。
グラデーションネイル
ワンカラーと並んで人気のあるのが、グラデーションネイル。
ピンクやグレージュなど控えめなカラーを選べば、オフィスネイルにもOK!
大人女子に人気なネイルデザインです。
季節やイベントに合わせてカラーを変えるだけで仕上がりの雰囲気も大きく変わり、ワンポイントでネイルアートを入れて楽しむこともできて、どんなシチュエーションでも失敗のないデザインですよ♪
塗りかけネイル
ニュアンスネイルの1つである塗りかけネイルは初心者でも簡単にできるのでおすすめです。
爪先や爪の真ん中にサッとマニキュアやジェルを塗るだけです。
2~3色使うとさらにおしゃれに仕上がります。
おすすめの組み合わせはピンクベージュと白、濃い赤とネイビー、水色とイエローなどです。
ミラーネイル
ここ数年のネイルのトレンドといえば、ミラーネイル。
名前の通り、ノンワイプジェルを塗布して硬化させた後にミラーパウダーをアイシャドウチップで擦りつけることで、鏡(ミラー)のような光沢感のあるネイルに仕上がります。
ミラーネイルは、昨今のトレンドデザインであるニュアンスネイルに使用されることが多く、ミラーネイルが入るだけで一気にネイルアートが引き締まって見え、仕上がりの印象ががらりと変わりますよ。
また、上記でご紹介した王道フレンチネイルをミラーネイルでするのも今のトレンドです。
オーロラネイル
オーロラのようにうるうるツヤツヤな印象に仕上がる、オーロラネイルもここ数年のトレンドデザインです。
オーロラネイルは、ミラーネイルのようにオーロラパウダーをアイシャドウチップで擦りつけてうるうる感を出していきます。ワンカラーネイルに使っても良し◎
アートのワンポイントとして使うのも良し◎
最近は、パウダーのバリエーションも増えており、ベースに塗布するカラーを変えたりすることでアレンジは無限大です。
ニュアンスネイル
ここ数年のネイルデザインのトレンドは、やはりニュアンスネイル。
ニュアンスネイルとは、チェックやドット柄など規則的なはっきりとしたデザインではなく、カラーとカラーを重ねたり、ホイルやラメなどを重ね、名前の通りニュアンスで不規則な模様を描くデザインです。
ニュアンスネイルは、使用するカラーやアイテムで雰囲気が大きく変わります。
最近は、上記で触れたミラーネイルを応用したデザインも人気です◎
マグネットネイル
ここ数年ずっと人気のある、マグネットネイルもセルフジェルにはおすすめなデザインです。
マグネットネイルとは、専用磁石と専用ジェルを使用して、模様やデザインを作るネイルアートです。
マグネットジェルに専用磁石をあてることで、ジェルの小さな粒子が動き、ただのラメとは異なった独特な奥行き感やキラキラ感が楽しめます。
マグネットジェルは、砂鉄のような超微粒子のラメパウダーが入っているため、比較的ムラになりにくいのも特徴。
磁石にあてるだけでワンカラーとは異なるデザイン性が楽しめるため、セルフネイルにもとてもおすすめ♪
シーズン別:人気のおすすめデザイン
ここでは季節に合わせたネイルのおすすめデザインやアートをご紹介します♪
春:花柄ネイルシールで「簡単フラワーネイル」
春は花柄が人気です!
押し花ネイルや手描きフラワーは凝っていて可愛いですが、初心者の方には少々難易度が高いです。
簡単にフラワーネイルをするならネイルシールがおすすめ。
桜やミモザ、チューリップなど春に咲くお花のネイルシールを貼って春色の指先にしてみてくださいね。
梅雨:ホログラムで「紫陽花ネイル」
雨が多くてなかなか気分が上がらない6月の梅雨時期は、梅雨にしかできないネイルをしてみましょう。
紫や青系の四角っぽいホログラムを紫陽花風に並べることで、紫陽花ネイルが簡単にできちゃいます。
ベースはブルー系2色を使って、もやもやしたタイダイ柄に仕上げるのがおすすめです。
夏:涼しげな「水面ネイル」「マーメイドネイル」
夏は水面ネイルやマーメイドネイルを取り入れてバカンス気分を味わいましょう!
水面ネイルは難しそうに見えるかもしれませんが、実はマニキュアでも可能なデザインです。
マーメイドネイルはアイシングジェルを使って貝殻の模様を表現します。
細筆でまっすぐラインを引けばできるので、初心者の方も時間をかければきれいに仕上がりますよ!
秋:あたたかなカラーで「チェックネイル」
秋はネイビーやワインレッド、マスタードなどの深めカラーでのチェック柄ネイルが人気です。
チェック柄はロングネイルでもショートネイルでも似合いやすいのでどなたにもおすすめできます。
細いラインと太いラインを上手く使い分けて可愛いチェック柄に仕上げてみてくださいね。
太めのラインで描くとブランケット風にも仕上がります。
冬:白が映える「雪の結晶ネイル」
真冬に人気なのは雪の結晶ネイルです。
雪の結晶はネイルシールを使うのがおすすめ。
ネイルサロンでも雪の結晶のネイルシールはかなり重宝されています。
100均でも時期になると雪の結晶のネイルシールが販売され始めます。
クオリティーも高いのでぜひ利用してみてくださいね。
セルフネイルをプロ級の仕上がりにするコツ
通常3〜4週間で付け替えをする長持ちなジェルネイルですが、いざセルフでジェルネイルをしてみたものの、「ネイルのもちが悪くすぐに剥がれてしまった」という経験のある方も多いのではないでしょうか。
現役ネイリストをしている筆者のお客様の中にも、長持ちしなかったという理由からセルフでのジェルネイルを諦めた方が多くいらっしゃいます。
以下で、ジェルネイルの持ちを良くするコツをいくつかお伝えします!!
事前のネイルケアと油分除去を忘れずに
セルフのジェルネイルが長持ちしない原因の多くは、「ネイルケアの甘さ」にあります。
「ネイルケア」とは、
・爪やすりで爪の長さと形を整える
・プッシャーで甘皮を優しく押し上げる
・ニッパーで余分な甘皮を処理する
上記の工程のことを指します。
ネイルを施す下地となる自爪のケアをしなければ、甘皮にジェルが乗ってそこから剥がれてしまう原因にも。
また、余分な甘皮が残っていることでジェルネイルを爪の根元まで塗布することができず、その分仕上がりの印象も悪くなってしまいます。
ネイルケアは、ネイルの基礎であるため、忘れずにしっかりとすることが大切です。
上記のネイルケアが済んだら、いよいよジェルを塗布していくのですが、実はその前に忘れてはいけない重要な工程がもうひとつあります。
それは、「爪表面の油分除去を行うこと」です。
ジェルには、油分のあるものに塗布すると弾かれてしまうという性質があり、ジェルが弾かれてしまった部分から、ジェルが剥がれたり浮いたりする原因になります。
自爪の表面は、意外にも油分があり、特にネイルケア後は手指の油分が付着しているため、消毒用のエタノールなどで爪の根元や両サイドまでしっかりと拭き取り、油分除去をしましょう。
また、ジェルであれマニキュアであれ、塗布する前はネイルオイルやハンドクリームもNGです。
ネイルチップやネイルシールも剥がれやすくなってしまうのでやめましょう。
完成させてから塗ってくださいね。
はみ出さないように塗布する
ジェルは流れやすいため、塗っているときに爪の両サイドに流れてしまうことはセルフではありがち。
このとき、そのまま硬化してしまうと、はみ出た部分まで固まってしまい、そこから浮く原因になります。
ジェルは、はみ出さないように塗布することと、万が一はみ出た場合は、ウッドスティックで拭き取ることが大切です。
また、はみ出し防止のためにジェルは、少量ずつ塗布することがおすすめです!
爪先も必ず塗る
忘れがちな爪先も必ず塗りましょう。
爪の表面を綺麗に塗るだけでなく、爪の先(エッジ)も油分除去→ジェルをしっかりとかぶせることで、爪先からジェルが浮くのを防ぐことができます。
硬化時間を守る
意外と落とし穴になりがちなのが、ジェルの硬化時間をしっかりと守るということです。
ジェルには、メーカーそれぞれで推奨ワット数と硬化時間が定められています。
ワット数や硬化時間を守らないと、ジェルがしっかりと硬化されずに未硬化状態になってしまいがち。
その結果、ジェル特有のツヤが出ずにくもってしまったり、カラーがよれてしまったり、と仕上がりに大きなダメージが生じます。
使用するジェルのワット数や硬化時間を確認して、しっかりと硬化させていきましょう。
ネイルの持ちを良くするには?
セルフジェルの仕上がりを良くする方法をいくつか挙げましたが、では、仕上げたジェルのネイル持ちを良くするにはどうしたらいいのでしょうか?
ポイントをいくつかご紹介します!
爪先に負荷をかけない
まずは、「爪先に負荷をかけない」ことが大切です。
日常生活において、指先を使わないということは不可能ですが、爪先を過度に使用するとどうしてもその分ジェルが剥がれやすくなってしまいます。
特に爪先は、剥がれやすいため、強い力で爪先を使って作業をしたりするのは避けるのが無難です。
ネイルオイルで保湿する
次に「ネイルオイルで保湿する」ことも大切です。
ジェルは、爪周りの乾燥に非常に弱いため、日常的に爪周りをネイルオイルやクリームで保湿しておきましょう。
爪周りの乾燥が進むと、皮膚を守るためにも甘皮が発達しやすくなるため、手を洗ったり消毒をしたあとなどは、とくに保湿を心掛けるといいでしょう。
長時間水やお湯に浸さない
最後に「長時間水やお湯に指を浸さない」ことです。
ジェルは、水分や湿気にも弱いため、長時間指先を濡らすことで、爪とジェルの密着が悪くなり、剥がれやすくなってしまいます。
また、温泉やプールが好きな方も要注意です。温泉の硫黄成分やプールの塩素は、ジェルの劣化を速めてしまうことも。
頻繁に長時間の温泉浴やスイミングをする方は、ジェルが剥がれやすくなってしまうことを念頭においておきましょう。
スイミングと同様に夏の楽しみである海水浴も要注意です。
まとめ
今回は、セルフネイルに挑戦する際の工程やコツ、人気デザインなどについて解説いたしました。
コスパのいいネイルアイテムやセルフジェル用のセット商品の充実により、Instagramや筆者の周りでもセルフネイルをする人が増えている近頃。
簡単そうに見えて、挑戦してみると意外と難しいネイルの工程ですが、コツやポイントを抑えることで段々と慣れてきます。
自分でできるようになったら、コスパのいいセルフネイルですので、手先が器用な方や細かい作業が好きな方は、是非一度挑戦してみてくださいね♪
また、文中に紹介したネイルシールやネイルチップは、ジェルネイルよりも手軽にデザインネイルを楽しむこともできます。
尚且つ簡単にオフができるため、短期間だけネイルを楽しみたい方にはとてもおすすめですよ。