セルフネイルのマニキュアは道具さえ揃えればすぐに始められます♪
しかし、セルフでマニキュアを塗っても、2、3日くらいですぐ剥がれてしまうことも・・
「ネイルが長持ちしない」でお困りの方も多いのでは?
この記事では、セルフネイルのマニキュアは何日持つのか、セルフで長持ちしない理由や、長持ちさせる秘訣について詳しく解説します♪
セルフネイルのマニキュア(ネイルポリッシュ)は何日持つ?
マニキュア(ネイルポリッシュとも言います)の持ちは1週間から10日程度が平均です。
しかし、セルフネイルとネイルサロンなどでプロのネイリストが施術した場合とではマニキュアの持ちに違いがあります。
セルフでのマニキュアは早いと1日持たないという人や、2日、3日ではげるという人もいるようです。
しかし、ネイリストがマニキュアの施術をした場合は塗る前の下処理や塗り方などが適切なので、セルフで塗るより持ちが良いことが多く、約10日程度持つとされています。
セルフのジェルネイルは何日持つ?
ジェルネイルはマニキュアよりも長持ちするようにできており、持ちは2~4週間程度が平均です。
こちらも、セルフネイルとネイリストが施術した場合とでは持ちの差があります。
セルフでのジェルネイルは、初心者だと1週間持たない、2週間程度したら剥がれてきてしまうという人が多いようです。
ネイリストが施術をすれば、ジェルネイルの種類によりますが約3週間は持つのではないでしょうか。
ネイルが長持ちしないのはなぜ?押さえておきたいポイント
マニキュアもジェルネイルも、セルフだと長持ちしない傾向にあります。
これには以下のような理由が考えられるので、1つずつチェックしてしっかり対策しましょう!
塗る時の油分除去が足りない
ネイルを塗る前に、消毒用エタノールを使って油分除去をしていますか?
爪の表面に油分や水分・ダストなどが残っていると、マニキュアやジェルが爪が密着しにくく、剥がれやすくなります。
ネイルケアが終わったら、ベースコートやベースジェルを塗る前に油分除去を行いましょう。
消毒用エタノールをネイルワイプに含ませてしっかり拭き取ります。
爪の表面はもちろん、根元や側面・爪の先端など、油分や汚れが残らないように入念に拭き取るのがポイントです。
ちなみに、ネイルを塗る前にネイルオイルやハンドクリームを塗るのもNGです。
これらの保湿剤は綺麗な爪や指先を保つために必要ですが、ネイルを完成させてから塗るようにしましょう。
エッジ(爪先)の塗り忘れ
マニキュアやジェルネイルを塗る時にエッジまでしっかり塗っていますか?
爪表面を塗るだけでは、ネイルが爪先から剥がれてしまいます。
ベースはもちろん、カラーもトップも、エッジは塗り忘れないように注意しましょう。
筆先に少量のマニキュアやジェルを乗せ、筆先をそっと爪先の曲線に沿わせて塗るようにすると、エッジが分厚くならずしっかりコーティングできますよ。
甘皮やサイドへのはみ出し
マニキュアやジェルネイルははみ出さないように塗っていますか?
また、はみ出してしまった箇所をそのままにしていませんか?
はみ出した部分があるとそこから空気が入ってしまい、剥がれの原因になります。
まずは爪からはみ出さないように塗ることを意識しましょう!
特にマニキュアやジェルネイルを筆先に取る量が多いと、サイドや甘皮へはみ出しやすく、塗ったあとに流れてしまうことも。
爪に対して適切な量を意識し、最初のうちはマニキュアやジェルを少なめに取って塗るようにしましょう。
そしてはみ出してしまった部分は、早めにウッドスティックや綿棒を使って拭き取るようにしてください。
消毒用エタノールを含ませてから拭き取ると綺麗に拭えますよ♪
爪先や指先をよく使う
お仕事、家事、育児などで爪先や指先を酷使していませんか?
例えば、缶のプルタブを開ける時や、ペットボトルのラベルを剥がす時、シールを剥がす時など・・
これらは、無意識に爪先を使ってしまうタイミングです。
ちょっとした動作でも、爪先には負担がかかってしまうので要注意。
エッジにマニキュアやジェルネイルをしっかり塗っていても、摩耗で剥がれやすくなってしまうのです。
対処方法としては、「爪先ではなく指の腹を使うこと」と、「ピンセットなどで代用すること」の2つを押さえましょう。
例えばパソコンのキーボードを打つ時も、爪先ではなく指の腹でキーを押すようにしてみてください。
プルタブを開ける時も、指の腹に力を入れて、爪先には引っ掛けないようにするのが大切です。
指の腹を使うのが難しい時は、硬貨などを引っ掛けてプルタブを開けると負担がかからないのでおすすめです♪
また、ペットボトルのラベルやシールを剥がす時は、ピンセットや毛抜きで剥がすのがベスト。
爪先でカリカリと剥がすのもネイルや爪にダメージが蓄積するので注意してくださいね。
セルフネイルが長持ち!正しいネイルケアのやり方
セルフネイルを塗る前にネイルケアをしておくことで、持ちもぐんとアップします!
今回はドライケアのやり方を解説するので、是非チェックしてくださいね。
1.道具を揃える
ネイルのドライケアに必要な道具はこちら↓
- エメリーボード
- スポンジバッファー
- キューティクルリムーバー
- メタルプッシャー
- 消毒用エタノール
- ネイルワイプ
エメリーボードやスポンジバッファーは、やすりの目が荒すぎると削ったあとがザラザラになってしまいます。
どちらも150~180Gくらいのものがおすすめです。
また、ネイルワイプは4センチ×4センチくらいにカットしたキッチンペーパーでもOKです!
道具の準備ができたら、1つずつ順番にネイルケアを進めていきましょう!
2.エメリーボードで爪の長さと形を調整する
※長く伸びた爪を短くしたいときは、爪切りである程度カットしておきましょう。
まずは好みの爪の長さと形になるように、エメリーボードで爪を削っていきます。
爪先にエメリーボードを軽く当てて、一定方向に引くように動かしましょう。
往復で動かしてしまうと、軸がぶれて均一に削れなくなるので注意してくださいね。
爪先が削れたら、爪のサイドにエメリーボードを当てて両サイドを細かく調整します。
最後にスポンジバッファーを使って爪先やサイドのバリを取れば完了です!
3.甘皮のルースキューティクルを除去する
甘皮が伸びすぎていたりルースキューティクル(角質化した甘皮)が爪全体にへばりついていたりすると、マニキュアやジェルネイルを塗っても爪に密着しません。
これらはネイルが剥がれやすくなる原因の一つです。
セルフのネイルケアは、ルースキューティクルを取り除くことを重視しましょう。
まずは甘皮や爪のサイドにキューティクルリムーバーを塗り、1分ほど時間をおきます。
キューティクルリムーバーが馴染んだら、メタルプッシャーを使って爪のサイドから根本の中央、反対側のサイドまで押し上げていきましょう。
プッシャーを使う時は、力を入れないようにしましょう。
無理に甘皮を押し上げてしまうと、皮膚が裂けてしまったり、爪の根元を傷つけてしまいます。
メタルプッシャーで押し上げているうちに、爪の表面やプッシャーの先に白いカスのようなものが溜まっていきます。
これがルースキューティクルです。
爪の根元にへばりついているルースキューティクルは、プッシャーの反対側についている掻き出し部分を使って取り除いてくださいね。
4.消毒用エタノールで油分除去する
甘皮を押し上げてルースキューティクルを取り除いたら、油分除去をしましょう。
ネイルワイプや小さくカットしたキッチンペーパーに消毒用エタノールを含ませます。
エッジから甘皮周りまで、しっかり拭き取りましょう。
こうすることで、掻き出したルースキューティクルや、爪の削りカスもしっかり除去できます。
これでドライケアは完了です!
マニキュアの持ちが悪い時のよくある質問
マニキュアが長持ちしないときのよくある質問についてまとめました!
Q.ネイルケアをしてもマニキュアが長持ちしないのはなぜ?
A.マニキュアを乾かす時間が足りないのかもしれません
セルフマニキュアでよくある失敗の一つはマニキュアの乾燥時間の不足です。
乾燥時間をしっかりとらずに次の層を重ねるとヨレてしまうので、一層ごとにちゃんと乾かしてから塗るようにしましょう。
マニキュアの色ムラもよくある失敗の一つで、ムラにならないようにと厚塗りをすることで更に乾燥しにくくなるので注意が必要です。
最終的な乾燥時間は塗った厚みやマニキュアの種類にもよりますが、30分~1時間程度とされています。
マニキュアが完全に乾いていない状態で何かに触ったり作業したりすると、へこみや傷がついてしまったりするので注意してください。
Q.ネイルケアや塗り方に気をつけても長持ちしない理由は?
A.日常生活で爪に負担がかかっていないかチェックしましょう
ネイルケアや塗り方、乾かす時間に気をつけてもマニキュアが剥がれてしまう時は、日常生活で爪に負担がかかっていないかをチェックしましょう。
この記事で紹介している通り、爪先を道具のように使うのはNGです。
さらに水仕事やお風呂、サウナ、プールなど、水に長時間触れるのもマニキュアが剥がれやすくなる原因です。
爪は水に長時間触れていると、皮膚と同じようにふやけてきます。
ふやけるとマニキュアと爪の間に空気が入りやすく、綺麗に塗っていても剥がれてしまうのです。
水仕事をする時は、ゴム手袋をつけてガードしておくのがおすすめです。
また、長風呂をする時は爪先を湯船から出しておくなど、こまめに対策しましょう。
まとめ
セルフでマニキュアを塗る際のポイントはいろいろありますが、特に守りたいポイントは油分除去と、ベースコート・トップコートを使うことです。
甘皮処理は場合によって省いても構いませんが、この2つの工程だけは必ず守るようにすると持ちがよくなります。
トップコートは3日に1度塗ることで更に持ちがよくなるので、少しでもきれいにマニキュアを持たせたい方はトップコートの塗り直しをするのもおすすめします。
ベースコート・マニキュア・トップコートは全てエッジ部分までしっかり塗るのも持ちにかなり影響する工程なので忘れないようにしましょう。
これらを実践した後に十分すぎる乾燥時間を取れば、今までとはきっと持ちが違うはずですよ!
他にもマニキュアについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています♪
https://www.nailjoshi.com/100200/
https://www.nailjoshi.com/97683/